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資料4-2 ワーキンググループでの主な議論等のまとめ (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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(別添1)
対人業務の充実
(1)推進すべき対人業務
① フォローアップの強化
○ これまで、薬局薬剤師の業務としては、処方確認や服薬指導等、
「処方
箋受付時の業務」が主体であったが、令和元年の薬機法改正により薬剤
師が行う調剤後における薬剤使用期間中 のフォローアップが法的に位
置づけられた。
〇 調剤後のフォローアップは、
・適正使用を勧奨できること
・治療アドヒアランス 1の向上
・問題が生じた場合の受診勧奨、医療機関へのフィードバックが行える
こと
等の効果が期待されるものであり、今後、充実させていくべき対人業務
の1つと考えられる。
○ 現在、厚生労働省の研究班 2において、フォローアップによる効果の検
証を行っているところであるが、副作用疑いの発見、症状悪化予防や服
薬アドヒアランス向上等の明らかな効果も見込まれることから並行し
てフォローアップの手引き 3の改定作業が進められている。こうした研究
成果を踏まえ、今後、厚生労働省は、当該手引きの周知を通じて、調剤
後における薬剤使用期間中のフォローアップを引き続き進めていく 必
要があると考えられる。
○ また、効果的なフォローアップには患者の協力が欠かせないことから、
厚生労働省は、フォローアップの有用性を分析・整理し、患者にわかり
やすい形で情報提供すべきとの意見があった。


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医療計画における5疾病
○ 適切な薬学的管理のためには、患者の状態に応じた地域の医療提供体
制を理解することが重要であり、具体的には、医療計画において広範か
つ継続的な医療の提供が必要とされている5疾病(がん、脳卒中、心筋
梗塞等の心血管疾患、糖尿病、精神疾患)への対応について、薬局薬剤
師においても、疾患特性に応じた継続的かつ細やかな対応や、患者の状
態について医療機関等と情報共有することなどが必要と考えられる。
○ このため、厚生労働省は、これらの5疾病に係る薬局薬剤師の取組の

患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けること
(公益財団法人日本薬学会 薬学用語解説より抜粋)
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薬剤師の職能のための薬学的知見に基づく継続的な指導等の方策についての調
査研究(令和2年度~4年度)(研究代表者 東京薬科大学 益山光一教授)
3
薬剤使用期間中の患者フォローアップの手引き(日本薬剤師会作成)
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