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資料4-2 ワーキンググループでの主な議論等のまとめ (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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PHR(Personal Health Record)については、本人が自身の情報を正しく
理解し、有効に活用することが求められるが、薬局薬剤師はそれをサポー
トする役割としても期待されている。国民の健康リテラシー向上に貢献す
るのみならず、専門的見地から必要に応じ受診勧奨する等、PHR の効果的
な活用に積極的に関わるべきとの意見があった。

(4)地域の実情に応じた薬剤師サービス等の提供体制の検討
〇 地域において求められる主な薬剤師サービスや薬局機能としては、
・医薬品の供給の拠点
・夜間、休日の対応
・健康サポート機能
・新興感染症、災害等の有事の対応、
・在宅対応(無菌調剤、麻薬調剤等を含む)、
・医薬品関連情報の発信(症例検討会、勉強会の実施等を含む)
・薬事衛生(学校薬剤師、薬物濫用の防止等)
が考えられる。
○ このような薬剤師サービスや薬局機能については、薬局が個別に対応す
るだけではなく、地域全体で提供していくという観点が必要であり、地域
の実情に応じた体制について、自治体の関係部局及び関係団体等が協議・
連携して取り組むことが重要である。またこの前提として、地域において
必要な機能や、当該地域の薬局リソース等を把握することが必要との意見
があった。
〇 このため、地域において、地域医療に必要な機能を把握するともに、自
治体や医療関係者が協議の場を持ち、必要な薬剤師サービスや薬局機能の
確保策を検討する仕組みを構築すべきである。なお、当該地域での検討に
おいては、地域薬剤師会が中心的な役割を担うとともに、会員と会員以外
の薬局が協力し、議論を行う必要があると考えられる。
(5)薬局間の連携、認定薬局
(引き続き検討中)
(6)災害や新興感染症発生時に備えた対応
(引き続き検討中)
(7)へき地・離島への対応
○ 薬剤師の従事先には地域偏在があり、へき地や離島においては地域で必
要な医薬品の薬剤師によるサービスが提供できていない場合がある。
〇 へき地・離島等における医療提供体制は、医療計画に基づいて整備され
ている。薬局の開設、薬剤師の確保等についても、将来的には医療計画か
それに相当する行政計画に基づき、各地域において対応を進めるべきであ
り、必要な情報の整理等を進めるべきとの意見があった。
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