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【参考資料2】高額療養費について(参考資料) (86 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67949.html
出典情報 第209回社会保障審議会医療保険部会、第9回高額療養費制度の在り方に関する専門委員会 合同開催(12/25)《厚生労働省》
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外来特例をはじめとする医療保険制度改革についてのヒアリングにおける主なご意見
(2025年12月18日 第208回社会保障審議会医療保険部会)

(注)主な御意見を事務局で整理したもの。(御意見の趣旨を踏まえて文言を整理している。)

○ 以前、高額医療にかかった際、医療機関が高額療養費の申請をしてくれたおかげで、医療費負担が少なく、ありが
たいことだと感じた。しかし、その後、別の医療機関にかかった際は、高額療養費の申請をしておらず、高額な医療
費を支払うこととなった。高額療養費制度自体が浸透していないのではないか、制度についてもう少し周知すべき。
○ 知人の後期高齢者は、「高額療養費制度にはとても助かっている」「絶対にこの制度は無くさないで欲しい」と
言っていた。
○ 制度の存在や内容を知らないという声を多数耳にする。自治体を中心に高齢者に向けて案内していただいているが、
情報が細かく読まれにくい。また、医療機関によっては、説明をしていただけないところもある。そうした点も含め、
受け手となる高齢者にとって分かりやすく、理解しやすいような周知広報をお願いしたい。
○ 高齢者の負担金の中の約4割を現役世代の皆様の保険料から賄っていただいていると聞いた。そのことを我々高齢
者も今一度認識する必要。若い世代が子育てで一生懸命頑張っている中、高齢者も現役世代のお世話になっている立
場であり、現役の人に少しでもお役に立てればいいかなと思う。
○ 外来特例について、現在は「70歳以上」となっているが、今の70歳と昔の70歳は大きく異なる。時代に合った制
度の見直しも視野に入れていくべき。ただし、加齢の在り様は人それぞれに異なるため、その点の考慮も必要。
○ 様々な見直しは必要だと思うが、その中で是非、高齢者の立場に寄り添った丁寧な検討をお願いしたい。
○ 高額療養費制度に関する案内が医療機関によって差がある。仮に制度を知らず治療を諦めてしまう人がいるとした
ら問題である。

○ 特に高齢者は病院に行く回数、治療の中身が現役世代と大きく異なる。トータルの医療費・治療費が大きい中で、
低所得者の負担には配慮して欲しい。
○ 制度についての認識を高めるために、特に高齢者が見やすい・読みやすい・読んでくれる媒体を作る必要。周知広
報の分かりづらさが、制度の認識不足に繋がっているのではないか。
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