よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 特定行為研修制度の見直しに関する取りまとめについて (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



効果的・効率的な研修について

3)臨床判断能力、臨床実践能力を効果的・効率的に養う特定行為研修に向けて①
(前回までのご意見のまとめ)
○ 実習においては、シミュレーターを積極的に活用し、効率よく実技を習得していくべきである。


研修を受講する看護師の経験年数や背景、本人の習得状況等によって研修修了に必要な患者に対す
る実技の症例数を設定することでよいと考えるが、患者に対する実技が不要ということではない。



また、指定研修機関ごとの評価のバラつきを防ぐため評価の基準等の整備が必要である。



他方、シミュレーターは医療現場で安全に特定行為研修を行うために、実習室で行う実習であって、
医療現場で患者に対して行う実習は5症例以上の経験が必要であるという意見もあった。

(とりまとめの方向性案)


区分別科目における実習については、シミュレーター等を積極的に活用して、効率的に知識・技能を
習得していくこととあわせて、医療現場において患者に対する実技も実施することを必須とし、研修
修了に必要な患者に対する症例数は受講する看護師の習得状況等を踏まえて指定研修機関が設定する
こととしてはどうか。



ただし、研修の質、修了後の実践の質を担保する観点から以下の対応を講じることとしてはどうか。

1)区分別科目の評価方法について「各種実習の観察評価」を「患者に対する実習の観察評価」と明示。
2)参考となる区分別科目ごとの到達目標の提示。
3)研修受講中は受講者の習得状況に応じて補習を行うことを必須とする。
4)研修修了後に患者に対して行う前に知識及び技能に関する確認を受けることを必須とし、
最初の患者については、医師と一緒に実施することを推奨する。
6