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資料1 特定行為研修制度の見直しに関する取りまとめについて (4 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html |
| 出典情報 | 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》 |
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効果的・効率的な研修について
1)現状と課題
○
看護基礎教育においては、医療技術の進展や社会情勢等の変化を踏まえカリキュラム改正が行われ
てきており、直近のカリキュラム改正では『臨床判断能力』の強化を図る見直しがされた。
○
新人看護職員研修の実施については、保健師助産師看護師法等の改正により努力義務とされ、その
基本方針の一つとして「基礎教育を土台とした臨床実践能力の向上」が位置づけられている。
○
特定行為研修は、概ね3~5年以上の実務経験を有する看護師を受講対象として想定した看護師が
手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高
度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修である。
○
看護基礎教育から特定行為研修まで、段階的に充実・高度化していくシームレスな教育は非常に重
要であるが、現状の看護師教育・研修においては、一連の看護師の人材育成過程としてシームレス
に積み上げられていくような仕組みになっているとは言えない現状である。
○
また、特定行為研修の実習においては、現状、患者に対する実技の必要な症例数を指定研修機関に
おいて5又は10症例程度設定することとなっているが、研修を受講する看護師の経験年数や背景、
本人の習得状況等によって設定した症例数では十分ではなく実習を継続する場合もある。
○
他方、医学教育におけるシミュレーターの活用は進んでおり、手技の習得には非常に有効である。
○
特定行為研修を効率よく受講するため、特定行為研修を修了した者が新たな区分を受講する場合な
どに既に受講した科目が免除できる履修免除の仕組みがあるが、履修免除を行っている指定研修機
関は7割程度であり、履修免除の可否の判断に迷っている指定研修機関が多数みられた。
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効果的・効率的な研修について
1)現状と課題
○
看護基礎教育においては、医療技術の進展や社会情勢等の変化を踏まえカリキュラム改正が行われ
てきており、直近のカリキュラム改正では『臨床判断能力』の強化を図る見直しがされた。
○
新人看護職員研修の実施については、保健師助産師看護師法等の改正により努力義務とされ、その
基本方針の一つとして「基礎教育を土台とした臨床実践能力の向上」が位置づけられている。
○
特定行為研修は、概ね3~5年以上の実務経験を有する看護師を受講対象として想定した看護師が
手順書により特定行為を行う場合に特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高
度かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修である。
○
看護基礎教育から特定行為研修まで、段階的に充実・高度化していくシームレスな教育は非常に重
要であるが、現状の看護師教育・研修においては、一連の看護師の人材育成過程としてシームレス
に積み上げられていくような仕組みになっているとは言えない現状である。
○
また、特定行為研修の実習においては、現状、患者に対する実技の必要な症例数を指定研修機関に
おいて5又は10症例程度設定することとなっているが、研修を受講する看護師の経験年数や背景、
本人の習得状況等によって設定した症例数では十分ではなく実習を継続する場合もある。
○
他方、医学教育におけるシミュレーターの活用は進んでおり、手技の習得には非常に有効である。
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特定行為研修を効率よく受講するため、特定行為研修を修了した者が新たな区分を受講する場合な
どに既に受講した科目が免除できる履修免除の仕組みがあるが、履修免除を行っている指定研修機
関は7割程度であり、履修免除の可否の判断に迷っている指定研修機関が多数みられた。
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