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資料1 特定行為研修制度の見直しに関する取りまとめについて (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65723.html
出典情報 医道審議会 看護師特定行為・研修部会 看護師の特定行為研修制度見直しに係るワーキンググループ(第3回 11/10)《厚生労働省》
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おわりに



効果的・効率的な研修のあり方については、看護師の能力がシームレスに積み上げられていく教育、
研修が質の高い看護を提供する上で重要であり、生涯学習として看護師一人一人が、自己研鑽に取
り組むよう、看護基礎教育の中で、看護師としてのキャリアプランを考えられるようなカリキュラ
ムを取り入れることが重要である。



各自が取り組む生涯学習を、効率的かつ一元的に自身の経験やスキルを把握することができるよう、
将来的に、看護職が自身のキャリア情報を一元的に閲覧・管理できるポータルサイトNuPS
(Nurse Portal Site)の活用を検討していく。



特定行為の技能の習得や維持にシミュレーターの活用は非常に有効であるが、その費用が高額であ
ることや使用頻度や消耗品の問題など教材として広めるのには大変な部分があるため、シミュレー
ターの共同利用など教材として指定研修機関、協力施設において広く活用できる仕組みづくりが必
要である。



特定行為研修修了者を一層、養成していくためには、研修の受講希望者が自分にあった受講スタイ
ルを見やすいように費用も含めた特定行為研修を比較できるコンテンツの作成や当該コンテツの
情報発信が必要である。



指定研修機関同士の情報共有により指定研修機関が自己点検を行える仕組みづくりを行い、研修内
容等のバラつきをなくす取り組みが重要である。



また、特定行為の内容の見直しについては、臨床現場の実情、ニーズに応じたものとなるよう今後
も必要に応じて見直しを行い特定行為研修修了者のより一層の活躍を図っていく必要がある。
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