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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和7年度4-5月号 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2025/05/dl/202505.pdf
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和7年度4-5月号(10/17)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System )

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和7年度4~5月号
○ 4月の概要
(1) 令和7年度4月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 7,196 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+3.9%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,611
円(伸び率+3.3%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 2,002 億円(伸び率+4.7%)、薬剤料が 5,180 億円
(伸び率+3.6%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 1,000 億円(伸び率+4.3%)であっ
た。
(→P.4,5)
(2)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,329 円(伸び率+1.7%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.84 種類(伸び率+1.0%)、28.3 日(伸び率+1.2%)、
66 円(伸び率▲0.5%)であった。(→P.8,9)

(3)

内服薬の薬剤料 3,990 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+89 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 771 億
円(伸び幅+29 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 42 腫瘍用薬の+47 億円(総
額 562 億円)であった。(→P.13~19)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,990 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+89 億円)

医薬品(771 億円)

(576 億円)

(562 億円)

0 歳以上

19.1 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲1.8 億円)

(5.6 億円)

(4.0 億円)

(2.9 億円)

5 歳以上

99.7 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(+4.2 億円)

(34.8 億円)

(28.3 億円)

医薬品(7.3 億円)

15 歳以上

1,506 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

42 腫瘍用薬

65 歳未満

(+55 億円)

医薬品(291 億円)

(278 億円)

(184 億円)

65 歳以上

800 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(▲20 億円)

医薬品(185 億円)

(148 億円)

(128 億円)

1,565 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+52 億円)

医薬品(287 億円)

(273 億円)

(227 億円)

全年齢

75 歳以上

(4)

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,611 円(伸び率
+3.3%)で、最も高かったのは北海道(11,444 円(伸び率+4.6%))、最も低かった
のは佐賀県(8,354 円(伸び率+2.6%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは福井県(伸び率+8.5%)、最も低かったのは徳島
県(伸び率▲1.1%)であった。 (→P.31~32)