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【資料1】「結核に関する特定感染症予防指針」改正に向けた方向性 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64118.html |
出典情報 | 厚生科学審議会結核部会(第13回 10/6)《厚生労働省》 |
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結核に関する特定感染症予防指針改正に係る基本的な考え方及び論点(案)について
現状
• 結核に関する特定感染症予防指針については、2016(平成28)年の改正において、低まん延国化に向けて、従前行ってきた総合的
な取組(結核の予防及びまん延の防止、健康診断及び患者に対する良質かつ適切な医療の提供、結核に関する研究の推進、人材の
育成並びに知識の普及啓発等)を徹底しつつ、効果を高めていく方針が示された。
• 2016(平成28)年の改正後、我が国における結核患者数は減少傾向にあり、2021(令和3)年には罹患率10以下の低まん延国と
なった。しかしながら、2024(令和6)年の結核患者数は約1万人となっており、依然として結核が我が国における最大級の慢性
感染症である。
• また、新規登録結核患者数に占める高齢者及び外国生まれ結核患者の割合が増加している。
指針改正に係る基本的な考え方及び論点(案)
• 指針改正に係る基本的な考え方としては、我が国が結核低まん延状態を迎えたことや、高齢者や外国生まれの結核患者数の割合が
更に増加している状況等を踏まえ、「従前行ってきた総合的な取組を引き続き徹底しつつ、特にリスクの高いグループに対する重
点的かつ効果的な対策を講じていく」こととしてはどうか。
• 具体的には、例えば以下のような論点について議論を進めることとしてはどうか。
<論点の例>
○医療の提供
・結核患者数が減少する中で引き続き患者を中心とした医療を適切に提供するために、どのような医療提供体制が考えられるか。
・DOTSについて、現状の実施率や、外国生まれ新登録結核患者数が増加している現状を踏まえ、どのように考えるか。
○原因の究明
・病原体サーベイランスについて、現状の検査体制や多剤耐性結核対策等の観点から、どのような情報をどのように収集・活用
していくべきか。
○発生の予防及びまん延の防止
・定期健診について、高齢者、高まん延国出身者それぞれの課題や、入国前結核スクリーニングの開始及びその実績等を踏まえ、
どのように効果を高めていくべきか。
○具体的な目標等
・具体的な目標等について、これまでの達成状況や各論点における議論を踏まえ、どのように設定していくべきか。
9
○その他考えられる論点:研究開発の推進、小児結核対策(BCG接種)等
現状
• 結核に関する特定感染症予防指針については、2016(平成28)年の改正において、低まん延国化に向けて、従前行ってきた総合的
な取組(結核の予防及びまん延の防止、健康診断及び患者に対する良質かつ適切な医療の提供、結核に関する研究の推進、人材の
育成並びに知識の普及啓発等)を徹底しつつ、効果を高めていく方針が示された。
• 2016(平成28)年の改正後、我が国における結核患者数は減少傾向にあり、2021(令和3)年には罹患率10以下の低まん延国と
なった。しかしながら、2024(令和6)年の結核患者数は約1万人となっており、依然として結核が我が国における最大級の慢性
感染症である。
• また、新規登録結核患者数に占める高齢者及び外国生まれ結核患者の割合が増加している。
指針改正に係る基本的な考え方及び論点(案)
• 指針改正に係る基本的な考え方としては、我が国が結核低まん延状態を迎えたことや、高齢者や外国生まれの結核患者数の割合が
更に増加している状況等を踏まえ、「従前行ってきた総合的な取組を引き続き徹底しつつ、特にリスクの高いグループに対する重
点的かつ効果的な対策を講じていく」こととしてはどうか。
• 具体的には、例えば以下のような論点について議論を進めることとしてはどうか。
<論点の例>
○医療の提供
・結核患者数が減少する中で引き続き患者を中心とした医療を適切に提供するために、どのような医療提供体制が考えられるか。
・DOTSについて、現状の実施率や、外国生まれ新登録結核患者数が増加している現状を踏まえ、どのように考えるか。
○原因の究明
・病原体サーベイランスについて、現状の検査体制や多剤耐性結核対策等の観点から、どのような情報をどのように収集・活用
していくべきか。
○発生の予防及びまん延の防止
・定期健診について、高齢者、高まん延国出身者それぞれの課題や、入国前結核スクリーニングの開始及びその実績等を踏まえ、
どのように効果を高めていくべきか。
○具体的な目標等
・具体的な目標等について、これまでの達成状況や各論点における議論を踏まえ、どのように設定していくべきか。
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○その他考えられる論点:研究開発の推進、小児結核対策(BCG接種)等