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資料3 電子処方箋等の臨床上の活用について(学会)(2) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64006.html
出典情報 電子処方箋推進会議(第4回 9/29)《厚生労働省》
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都市部のクリニック:循環器診療の電子処方箋活用
メリット

導入事例
久留米市内循環器クリニック

効率的な外来診療

他科連携強化

患者満足度向上

1日50-70人の患者薬歴を瞬時
に把握、診療時間短縮と質向
上を両立

糖尿病内科や腎臓内科との併
診患者における薬物相互作用
の早期発見

待ち時間短縮と安全性向上に
よる患者の信頼獲得、口コミ
での患者紹介増加

導入コスト負担

スタッフ研修負担

システム依存リスク

電子カルテ未導入クリニック
では同時導入で投資必要

看護師・事務スタッフの操作
習得時間とコスト、少人数体
制での負担増

システム障害時の診療継続困
難、紙処方箋への緊急切り替
え手順整備が必要

循環器専門医2名・看護師3名・事務2名
1日平均外来60人
近隣の糖尿病クリニックとの連携により、心不
全患者のSGLT-2阻害薬と利尿薬の併用調整が効
率化
月間処方箋発行800件の業務効率化、年間10件の相
互作用未然防止

デメリット

電子カルテ・処方箋等導入費用は数年で投資回収
を達成

対応策
マイナンバーカード取得促進キャンペーン実施

主な導入障壁
投資回収期間
患者対応
周辺環境

回収期間への懸念
高齢者のマイナンバーカード未対応、デジタル格差対応
周辺医療機関の導入状況による患者流出リスク、
処方薬局との連携調整

月1回スタッフトレーニング実施、マニュアル整備
近隣3薬局と連携や障害時の紙処方箋への切り替え
手順の整備など体制確立