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資料3 がん対策に係る主な事業について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25437.html
出典情報 がん対策推進協議会(第79回 4/28)《厚生労働省》
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革新的がん医療実用化研究事業

令和4年度予算額(令和3年度予算額):
88億円(90億円)
新PJ(モダリティ)区分

事業概要(背景・目的)

要求額 (千円)

医薬品

本研究事業では、文部科学省・経済産業省と連携し、基礎的・基盤的研究成果を確実に
医療現場に届けるため、 主に応用領域後半から臨床領域にかけて予防・早期発見、診断・
治療等、がん医療の実用化をめざした研究を「健康・医療戦略」及び「がん研究10か年戦
略」に基づいて強力に推進し、健康長寿社会を実現するとともに、経済成長への寄与と世界
への貢献を達成することをめざす。

2,276,602

医療機器・ヘルスケア

196,102

再生・細胞医療・遺伝子治療

1,374,529

ゲノム・データ基盤

3,845,685

疾患基礎研究

1,079,042


8,771,960

令和4年度概算要求のポイント
第3期がん対策推進基本計画およびがん研究10カ年戦略に基づき、がんゲノム医療、免疫療法、小児・AYA世代のがん、高齢者の
がん、難治性がん、希少がん等に関する研究や治療法の開発、がんの治療に伴う副作用・合併症・後遺症に対する予防とケア(支持
療法)といった患者のQOL向上に資する研究等を重点的に支援する。
がん患者のより良い医療の推進のため、特に、がんゲノム医療、免疫療法の確立、リキッドバイオプシー、AI等の新たな科学技術の
利活用、基盤整備に向けシーズ探索の研究の支援、および、がんの克服を目指した全ゲノム解析等を活用するがんの創薬、個別化医
療、難病の早期診断等に向けた研究を着実に推進し治療法や医療機器開発を推進する。

これまでの成果概要等
がんの生物学的本態解明に迫る研究開発や、患者のがんゲノム情報等の臨床データに基づいた研究開発、個別化治療に資する診断薬・治療薬の開発、
免疫療法や遺伝子治療等をはじめとする新しい治療法の開発等を実現してきた。(令和3年3月時点)
①医薬品プロジェクト
【アウトプット】
・非臨床POCの取得件数 実績 9件
・臨床POCの取得件数 2件
【アウトカム】
・シーズの企業への導出件数 2件
・研究成果を活用した臨床試験・治験への移行 2件
②医療機器プロジェクト
【アウトプット】
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の開発を計画する課題採択 1件
【アウトカム】
・クラスⅢ・Ⅳ医療機器の薬剤承認 0件

③再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
【アウトプット】
・治験に移行した研究課題数 4件
(うち、遺伝子治療 2件)
【アウトカム】
・企業へ導出される段階に至った研究課
題数 3件(うち遺伝子治療 0件)
・研究成果を活用した臨床試験・治験への
移行 4件
・薬事承認件数(新薬、適応拡大) 0件

④ゲノム・データ基盤プロジェクト
【アウトプット】
・臨床POCの取得件数 3件
・研究成果の科学誌への論文掲載状況
(インパクトファクター5以上) 22件
・研究成果の科学誌(インパクトファクター5未満
等の他の科学誌)への論文掲載状況 63件

⑤疾患基礎研究プロジェクト
【アウトカム】
・シーズの他の統合プロジェクトや企業等へ
の導出 1件

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