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入ー2参考 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》
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持参薬の使用による診療報酬上の課題

DPC作業グループ資料2(改)






○ 診断群分類点数表は、改定前年度の出来高実績点数に基づき設定されるため、持参薬を使用する場合、入院中の出
来高実績点数が見かけ上少なくなり、点数表により支払われる報酬額が減少する。
○ そのため、原則どおり、入院下で必要な薬剤を処方した場合、点数表により支払われる報酬は、実際にかかったコ
スト※を上回ることとなる。
○ 一方で、患者は、原則通り入院下で必要な薬剤を処方した場合のコストも含めた額を支払うため、持参薬を使用す
患者にとっては、一部のコストを二重で負担していることとなる。

二重に支払われる報酬
持参薬に係るコスト
(=青の面積と赤の面積の差)

本来支払われるべきコスト

実際に支払われる報酬
本来支払われるべきコス

実際に支払われる報酬

持参薬を使用しない場合
※ ここでいう「コスト」は、EFファイルの積み上げによる出来高実績点数を指す

持参薬を使用する場合

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