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保険薬局における医薬品安定供給に係る実態調査 調査報告書 (24 ページ)

公開元URL https://secure.nippon-pa.org/pdf/report_2025_08_2.pdf
出典情報 保険薬局における医薬品安定供給に係る実態調査 調査報告書(8/8)《日本保険薬局協会》
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医薬品供給の課題により薬局で起きていること
薬局における啓発活動や、安定供給のための取引先、医療機関等との情報連携、医薬品管理、供給不安定時における迅速かつ丁寧な対応等、継
続的な薬物治療を提供するために最後の調整役として職能を発揮している。
◼ 医薬品の流通不安定(先発も同様)







製品回収に伴う供給量の影響
採算が合わず、市場撤収する製品の影響
原薬等の供給不足
工場の生産問題に伴う製造遅延
他社製品の供給量減少の影響
他社同一薬効製品の供給量減少の影響

新たな回収や出荷調整
流通不安定の長期化

◼ 受発注・在庫管理







日々の欠品連絡、他卸への確認
他銘柄の検討、代替品の検討
納品待ち医薬品の情報管理
卸が限定されている医薬品への対応
採用品目増加、廃棄薬の増加
夜間・休日、大型連休への対応

継続的な薬物治療のために一つひとつ丁寧に対応
医薬品供給の課題により生じる業務の1日当たり総労働時間

患者対応1.55h、医薬品調達1.76h、在庫管理1.67h、薬学的管理1.33h、合計6.33h
2025年8月_医薬品安定供給に係る実態調査報告書_薬局機能創造委員会

◼ 処方医との連携





医薬品の流通状況、在庫情報の共有
想定される状況についての事前取り決め
疑義照会
調剤結果等のフィードバック

処方医との連携においては・・・

◼ 患者対応
医薬品供給状況説明
他銘柄、先発品、変更説明
欠品時お届け、配送対応
継続的なフォローアップ
交付済み医薬品の回収を行う場合は、患者特定、服
用中止連絡の迅速対応
• 長期収載品の選定療養に係る対応






患者の中には・・・
• 処方医の制度の理解不足
• 医薬品流通状況への理解不足
• 面処方の際の連携難(不足)
NPhAの医薬品流通に係る過去調査結果を参照し作成

• 患者負担増、制度の理解不足
• 変更への不安感
• 薬局への不信感
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