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参考資料5 アルコール健康障害関係者会議(第30回~第33回)において出された御意見等 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59198.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第34回 6/30)《厚生労働省》
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及や、胃カメラの検査の推奨などを行うと、食道がんの早期発見につながるのではな
いか。
〇 アルコール健康障害の特に内科的なところ、あるいは臨床知見に基づいたところは
ぜひ入れ込んでいただいて、医療従事者向けの研修の充実であったり、あるいは一般
国民向けへの情報提供といったものを拡充していくのも必要ではないか
〇 減酒・治療を補助するアプリの有用性の検討をしたうえで、アルコールの健康障害
について、情報提供によってかなり意識を高揚できたり、重度化を防止できることは
まだまだあるのではないか。
〇 当事者を医療につなげるということだけではなく、家族をケアすることにより当事
者が医療につながるということもあるため、そういった目線での介入を支援者、保健
師、ソーシャルワーカーなどに持っていただくような研修などが必要ではないか。
5.アルコール健康障害に関連して飲酒運転等をした者に対する指導等
○ 飲酒運転防止条例を罰則つきの受診義務にしていくにはどうしたらいいかということ
をぜひ考えていただきたい。


受診の罰則つきの義務化をやっている自治体は、明らかに飲酒運転を契機に治療につ
ながっている方が増えていることが研究でもはっきり出ているので、対応を検討しては
どうか。
○ インターロックの導入を推進する時期ではないか。
○ 警察などで飲酒運転の検挙後に、専門治療を詳しく知らなかったとしても、そういっ
たところに行くべきだというふうに警察官から一言あるだけで違うのではないか。
○ 依存症の疑いがとても強い人たちに、飲酒運転に対する取組を進めるべきではないか。


飲酒運転をして事故を起こすような人たちに対して、道交法を改正して強制的に受診
をしていただくのがよいのではないか。
○ 飲酒運転をした者に対する取消処分者講習において、体験談を入れることやプログラ
ムの時間数を増やすこと、アルコール医療機関とのつながり、家族の支援などについて
入れることはできないか。
6.相談支援等
○ 福祉事業サービス事業者において高齢者でかつアルコールの問題を持っている方へ
の対応が迫られることがあるが、障害者区分のケアに算定されない。福祉の部分では
まだまだ対策が弱いところであり、今後、基本計画に盛り込んでいただきたい。
○ 家族のサポートが最大のハームリダクションではないかと思うため、家族サポート
ができるような方策を考えるべきではないか。
○ こどもや若者などを含む家族の立場にある人々のアルコール健康障害に積極的にア
ウトリーチすることを強化するということを今度の計画に盛り込んでいただきたい。
もっと踏み込んでその家族の中のこどもとか、そういうことを法律と連携させながら
推進していくということがこれからの大きな課題ではないか。
○ こどもが情緒的ケアを担わなくて済むよう、依存症者でない親への支援をより強化
していただきたい。依存症でない親を、安心して話せる場所(相談先や家族会)、知