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参考資料5 アルコール健康障害関係者会議(第30回~第33回)において出された御意見等 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59198.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第34回 6/30)《厚生労働省》
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ただきたい。


アルコール性脂肪肝の段階でもう少しいろいろな取組ができるのではないか。脂肪
肝の段階からいろいろ対策を講じていけばかなり改善が見込める状況なので、内科臨
床的な取組も今後含めていくべき
○ 精神科の診療所やクリニックが専門医療機関となれるよう、研修を受けた専門職を
雇うために必要となる経費などについて診療報酬で検討できないか。
○ 消化器内科、肝臓病内科でも、一般の開業医がアルコール依存症の疑いで紹介した
ら診療報酬が取れることを周知できないか。
○ こころの連携指導料をちゃんとかかりつけの先生たちが取れるように、自殺未遂者
ケア研修(かかりつけ医版)の立てつけを変えていただけないか。
○ 内科の外来において、で患者に専門医療機関で実施している減酒療法を紹介するこ
とで、専門医と連携した減酒に挑戦する気持ちになるのではないか。


一番身近な精神科、あるいは近くにある依存症の専門医療機関なりにアクセスしに
くいという点は問題ではないか。
○ 依存症にもっと早い段階から介入をする、内科の先生方がまず地域の顔の見える関
係にある精神科の診療所の先生方に紹介をするという流れができる体制構築、そのた
めにそういうものをしやすくなるような仕組みづくりというのを検討すべきではない
か。
○ 節酒できる状態の方が節酒療法を受ける機会をたくさん持てるというのは非常に良
いことなので、多くの医療機関で節酒療法に取り組んでいただきたい。
○ 節酒では難しい方、依存症で最初から断酒という方の基準というものの専門医療機
関の医療としてのガイドラインを作成していく必要があるのではないか。


なるべく早くアルコールに関して対処するよう介入をしたい、消化器内科や一般内
科で何とかしたいと思っておられる医療者がまずどうしたらいいのかがわかる、実践
できるような取組があればいいのではないか。
○ 専門病院のアルコールこどもプログラムを推進していただき、訳が分からないまま
親の病気に巻き込まれて、どうしたらよいか分からないこどもたちの不安を和らげて
いただきたい。
○ 専門医療機関のレベルも、幅があると思われるので、もっとレベルアップしていく
ことが必要なのではないか。
○ 現状としてはまだ残念ながら専門医療機関へのつながりにくさといった点が各方面
から指摘されている。また、アルコール問題の早期介入の必要性が指摘されており、
問題の少ない軽症のうちに介入することは飲酒行動を変えるということが可能なアプ
ローチではあるが、それが十分に生かされていないのではないか。
○ アルコール依存症における治療ギャップというものを解消していき、各地で専門医
療機関の整備を進めようということをしているが、人口 100 万人に対して1か所以上
の設置があるのが 38 道府県に限られている。また、診療報酬上の加算に関しても集
団の治療に関してのものであるため、個別介入や、指導に対する配慮をすべきではな
いか。
○ 様々な訴えで来院した患者に対して飲酒に関するスクリーニングなどは実施できる