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資料2 次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づく固形がん診療に関するブリーフィングレポートを踏まえたうえでのがんゲノム医療の将来のあるべき姿に関する考え方 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58839.html
出典情報 がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第6回 6/16)《厚生労働省》
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エキスパートパネル構成員の役割に関する考え方(案)

エキスパートパネル構成員である下記アからキまでの専門家は、役割が重複することも想定されるが、これまでそれぞれの専門家が各1名必要
なのかどうかは明確ではなかった。医療機関においては、それぞれの専門家を確保することが困難な場合やリアルタイムでのエキスパートパネ
ルに参加できない場合は、重複する役割を担う構成員によってその機能を補うことも必要になる。

エキスパートパネルの構成員


がん薬物療法に関する専門的な知識及び技能を有する診療領域の異なる常勤の医師が、複数名含まれていること。



遺伝医学に関する専門的な知識及び技能を有する医師が、1名以上含まれていること。



遺伝医学に関する専門的な遺伝カウンセリング技術を有する者が、1名以上含まれていること。



がん遺伝子パネル検査に関連する病理学に関する専門的な知識及び技能を有する常勤の医師が、1名以上含まれていること。



分子遺伝学やがんゲノム医療に関する十分な知識を有する知識を有する専門家が、1名以上含まれていること。



シークエンスの実施について、自施設内で行う場合は、次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析等に必要なバイオインフォマティクスに関する十分な知識を有
する専門家が、1名以上含まれていること。



小児がん症例を自施設で検討する場合には、小児がんに専門的な知識を有し、かつエキスパートパネルに参加したことがある医師が1名以上含まれていること。

解決案
アからキの専門領域において異なる構成員が参加し、意見交換ができる場合においては重複も許容する。具体的には、ア、ウ、エ、キ(小児症例
の場合のみ)については、独立的な見解が望ましいため、ア、ウ、エ、キはそれぞれ独立した構成員とし、他は兼務を可能としてはどうか。
なお、イとウについては令和元年7月19日付けのがん・疾病対策課事務連絡「がんゲノム医療中核拠点病院等の整備に関する指針」等に係るQ&
A について「重複は望ましくない」とされている。

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