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総-6 参考2[411KB] (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58800.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第609回 6/18)《厚生労働省》
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2.本剤の特徴、作用機序
デュピルマブ(遺伝子組換え)
(以下、
「本剤」)は、Regeneron Pharmaceuticals, Inc.が創製
した、Interleukin(IL)-4 受容体及び IL-13 受容体を構成している IL-4 受容体アルファ(IL4Rα)サブユニットに結合し、リガンドである IL-4 及び IL-13 を介したシグナル伝達を阻害
する遺伝子組換えヒト IgG4 モノクローナル抗体である。
血中好酸球数の増加をはじめとする 2 型炎症反応や、線維化、リモデリング、上皮バリア
機能障害等の、慢性閉塞性肺疾患(以下、
「COPD」
)患者における重要な病理学的プロセス
には IL-4 及び IL-13 が関与するとされており、特に IL-13 は、慢性の咳、痰及び気流閉塞の
原因となる杯細胞過形成及び粘液分泌亢進を引き起こすことが報告されている(ERJ Open
Res 2022; 8: 00576-2021)
。本剤は、IL-4 及び IL-13 のシグナル伝達を阻害することにより、
2 型炎症を有する COPD に対して治療効果を示すことが期待される。

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