よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


2 健康・福祉 (6 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

主に家族(とりわけ女性)が介護者となっ

なときに手をかす程度」が 45.0%と最も多い

ており、
「老老介護」も相当数存在

一方で、
「ほとんど終日」も 19.0%となってい
る。要介護度別に見ると、要支援1から要介護

と、同居している人が 45.9%となっている。そ

2までは「必要なときに手をかす程度」が最も

の主な内訳を見ると、配偶者が 22.9%、子が

多くなっているが、要介護3以上では「ほとん

16.2%、子の配偶者が 5.4%となっており、性別

ど終日」が最も多くなり、要介護4の人の介護

については、男性が 31.1%、女性が 68.9%と女

者のうち 41.2%、要介護5の人の介護者のうち

性が多くなっている。

63.1%はほとんど終日介護を行っている(図1

高齢化の状況

要介護者等から見た主な介護者の続柄を見る

第1章



-2-2-9)


要介護者等と同居している主な介護者の年
齢について見ると、男性では 75.0%、女性では



76.5%が 60 歳以上であり、いわゆる「老老介護」

介護や看護の理由により離職する人は女性
が多い

のケースも相当数存在していることが分かる

家族の介護や看護を理由とした離職者数は令

(図1-2-2-8)。

和3年 10 月から令和4年9月までの1年間で
要介護度別に見ると、要介護4の人の介護

約 10.6 万人であった。とりわけ、女性の離職者

者のうち 41.2%、要介護5の人の介護者

数は約8万人で、
全体の 75.3%を占めている(図

のうち 63.1%がほとんど終日介護を行っ

1-2-2- 10)


第2節 高齢期の暮らしの動向



ている
令和4年の同居している主な介護者が1日
のうち介護に要している時間を見ると、「必要
図1-2-2-8

要介護者等からみた主な介護者の続柄



不詳
26.0%
その他
0.6%

配偶者
22.9%

0.0

同居
45.9%
事業者
15.7%

男 31.1

20.0

女 68.9

40.0

60.0

80.0

100.0(%)

1.3


16.2%
子の配偶者
別居の家族等 5.4%
11.8%



6.0

17.6

26.9

17.0

30.1

22.8

25.3

1.6

父母
0.1%



その他の親族
1.2%

5.0

0.0

資料:厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和4年)
(注1)
令和4年調査では、男の「同居の主な介護者」の年齢不詳はない。
(注2)
四捨五入の関係で、足し合わせても 100.0% にならない場合がある。
資料: 厚生労働省「国民生活基礎調査」
(令和4年)
(注1)2022(令和4)年調査では、男の「同居の主な介護者」の年齢不詳はない。
(注2)四捨五入の関係で、足し合わせても100.0%にならない場合がある。

20.0

31.1

40.0

60.0

15.3

80.0

40歳未満

40~49歳

50~59歳

60~69歳

70~79歳

80歳以上

0.0

100.0(%)

年齢不詳

33