第3章 総合事業（サービス・活動A）の事例の類型化と紹介

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モデル①-1 日常生活の支援サービス 市場拡大のためにサービス・活動A実施

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市場拡大のためにサービス・活動Aを実施するモデルは、地域で事業を展開している事業者が、市場拡大や利用者増を目的
として、サービス・活動Aを行い、新規の利用者に自社のサービスを提供するモデルです。

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サービス・活動Aの利用終了後、自費サービスとして継続利用してもらうことで、事業者にとって新規の利用者の獲得につな
がり、事業拡大の機会となる事業モデルです。

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地域の高齢者にとっては、多様な生活支援のサービスの中から、自身に必要なサービスを選ぶことができるようになります。

事業モデル（イメージ）
サービス・活動A 実施前

サービス・活動A 実施中

サービス・活動A 実施後

地域（＝市場）

地域（＝市場）

地域（＝市場）

事業者
売上

事業者
売上

サービス・
活動A
売上

事業者
売上

一部の利用者は
自費サービスに移行

事例

ロイヤルマネージャー（生活援助型訪問サービス）
事業概要
大阪府大東市にて、訪問型サービスAとしてハウスクリーニング等の生活支援サービスを提供。
【サービス例】 掃除、洗濯、買い物等(訪問型サービスA)
【詳細】 利用者の自己負担額は、280円/1回（45分程度）。利用回数は月ごとの上限あり。
大阪府大東市では、総合事業の事業者に本業の営業活動を認めている。ロイヤルマネージャーでは、
ハウスクリーニングを紹介し、利用者の生活を総合事業と自費サービスの両面からサポートしている。

運営のポイント
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総合事業の提供で、利用者や市民からの信頼を得られている。また、訪問時に自宅の状態を確認できるため、ハ
ウスクリーニングの適切な提案ができる。その結果、一部の利用者の自費サービスによる利用につながっている。

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利用者の生活状況について情報共有を行うなど、自治体と相互に連携しながらサービス提供を行っている。

総合事業 訪問型サービスA

総合事業の利用者にハウスクリーニングを提案

ハウスクリーニング（本業）

（出所）ロイヤルマネージャー公開情報およびヒアリング結果を基に日本総研作成

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