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資料2.セルフメディケーション税制の在り方について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58182.html
出典情報 セルフケア・セルフメディケーション推進に関する有識者検討会(第3回 5/26)《厚生労働省》
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【論点➀】新たに追加を検討することが考えられる医薬品について
○胃腸薬、止瀉(ししゃ)薬、瀉下(しゃげ)薬について






胃腸薬については、令和3年度の税制改正に向け
た議論において、税制対象範囲の拡大による医療
費適正化の効果が著しく高いと考えられる症状で
あるとされながらも、「国民生活基礎調査」にお
ける国民の有訴者数が特に多い症状(上位3症候
群)に含まれなかったことから、対応する薬効と
して、対象医薬品に含まれなかったもの。
一方で、胃腸症状は、セルフケアの観点で関心が
高い症候群であると考えられる。薬局でよく聞か
れる症状」のアンケート調査の結果によれば、便
秘、下痢、腹痛といったいわゆる胃腸症状が上位
(既存3薬効と同等の割合)に挙げられている。
「胃腸薬」「止瀉薬」「瀉下薬」について、医療
費適正化効果も踏まえつつ、税制対象として追加
を検討することについてどう考えるか。

薬局でよく聞かれる症状
症状

人数

割合

1位

かぜ

135

23.0%

2位

鼻水

63

10.7%

3位



58

9.9%

3位

関節痛

58

9.9%

5位

便秘

54

9.2%

6位

下痢

51

8.7%

7位

腰痛

43

7.3%

8位

腹痛

36

6.1%

8位

咽頭痛

36

6.1%

10位

めまい

27

4.6%

11位

倦怠感

15

2.6%

12位

むくみ

11

1.9%

出典:『(株)じほう「総合診療医が教えるよくある気になるその症状」
:著者 岸田直樹』より引用

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