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参考資料3 病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25107.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第15回 4/13)《厚生労働省》
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様式 05

訪問薬剤管理指導報告書
(三豊総合病院)
本様式は、訪問薬剤管理指導の際に、薬物有害事象等の確認を行うことでポリファーマシ
ー対策を含めた介入を行うことを目的としている。
訪問薬剤管理指導を実施する際、患者及び患者家族と面談する時点から活用することで
効率的な介入が可能となる。
様式に記入する基本的な事項は以下の通りであるが、報告書に記載のある各種事項を確
認しながら介入することで、薬効や副作用について各種身体症状を通して薬学的評価を行
うことが可能となる。
・訪問の目標、目標達成のために行うべき事項
・既往歴、現疾患などの疾患にかかる情報
・併用薬品、薬剤管理状況などの薬剤にかかる情報
・症状にかかる情報
身体症状については味覚障害や嚥下障害など確認可能な具体的な症状を明記しており、
薬物有害事象の有無を考慮しながら確認を行う。ポリファーマシー対策を行う際には多剤
服用や重複投与、服薬アドヒアランス低下等への介入のみならず、薬物有害事象や過少医療
の回避等含めた薬物療法の適正化が重要であることから、薬学的視点から各種身体症状を
確認することにより、より適切なポリファーマシー対策が期待できる。
介入を行った薬剤師は本様式を用いて主治医及びケアマネジャー、その他関連する医療
スタッフへ報告を行う。
なお、身体症状を確認することで、これまで見過ごされていた事項が抽出された場合、そ
の事項に対する薬学的評価を行った上で主治医及びケアマネジャーへ処方提案など含めた
報告を行うことが求められる。
※様式記載の評価ツール「フレイルからだチェック」については三豊総合病院のウェブサ
イトを参照されたい。 http://mitoyo-hosp.jp/department30.html

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