よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4 中学校・高等学校における薬害教育について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00007.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第23回 3/26)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬害に関する授業例について【2】
◆実施校:大阪府立桃谷高等学校(通信制の課程)〈大阪府〉
高等学校(昼間部・日夜間部 公共受講者)
授業の流れ
⚫ 「公共 「薬害」について考えよう」の動画を視聴(もしくはスラ
イド資料を読む)
⚫ 「薬害を学ぼう」の資料(ウェブ上の資料もしくは冊子)を読む

⚫ YouTubeで「『薬害を学ぼう』視聴覚教材 全編」を視聴
⚫ 発展問題への回答(穴埋め問題等による理解の確認)
生徒の感想

アンケートから抜粋

【授業の感想】
• これまでサリドマイド、HIV、C型肝炎などは聞いたことがありましたが、スモンやクロロキシンなど初めて知る薬害もあり、またその被
害者数の多さに驚きました。ほとんどの方が繰り返して欲しくないという思いで自信が受けた薬害について語っておられましたが、決し
て終わることのない心の葛藤があるのだと感じました。一つでも薬害が起こることのないよう、消費者として自身の薬について関心を持
ち、周囲の人にも関心を持ってもらえるよう話をしていきたいです。

• 社会の仕組みがうまく働いて薬害の発生を防ぐためには、国・製薬会社・医療従事者・消費者である我々国民がお互いに薬の副作用や安
全性に関する情報を共有し、それぞれの役割を果たすことが必要だと思いました。
• 子どものことを思って薬と提供者を信じて使用した結果、思いがけない重い被害に遭われた方は、心身ともに何重もの被害に遭われてい
るのに心が痛みました。ニュースなどでは時々争っているのを見ることはあったのですが、実際、映像でそれぞれの薬害のことを語って
くださっているのを見て、意識が変わりました。私も子どもの予防接種で考える時もあるのですが、「恐れず」というのは難しいと感じ
ました。

3