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資料2-3 インターフェロンベータ-1a(遺伝子組換え)及びインターフェロンベータ-1b(遺伝子組換え)の電子化された添付文書一覧 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24579.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和3年度第31回 3/22)《厚生労働省》
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者に注意を促し、安全な廃棄方法について指導を徹底する
こと。すべての器具の安全な廃棄方法に関する指導を行う
と同時に、使用済みの針及び注射器を廃棄する容器を提供
すること。
8.7 本剤投与により中和抗体が出現することがある。In vitro
の試験において、中和抗体が本剤の生物活性を減弱させる
ことが知られている。また、中和抗体が、本剤の臨床効果
を減弱させる可能性がある。[15.1.1 参照]
8.8 本剤の投与にあたっては、抑うつ、自殺企図をはじめ、
躁状態、攻撃的行動、不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、
易刺激性等の精神神経症状発現の可能性について患者及び
その家族に十分理解させ、これらの症状があらわれた場合
には直ちに連絡するよう注意を与えること。
[1.1、9.1.1、
11.1.1 参照]
8.9 投与を一時中止し、再投与する場合、ショック等の過敏
症があらわれることがあるので、慎重に投与すること。
[11.
1.
2、
11.1.15 参照]
8.10 間質性肺炎があらわれることがあるので、咳嗽又は呼吸
困難等があらわれた場合には直ちに連絡するよう患者に対
し注意を与えること。[1.2、11.1.8 参照]
8.11 溶血性尿毒症症候群(HUS)があらわれることがある
ので、定期的に腎機能検査及び血液学的検査(血小板、赤
血球等)を行うこと。[11.1.12 参照]
8.12 糖尿病があらわれることがあるので、定期的に検査(血
糖値、尿糖等)を行うこと。[9.1.7、11.1.14 参照]
8.13 急性腎不全があらわれることがあるので、定期的に腎機
能検査を行うこと。[9.2.1、11.1.17 参照]

9.3 肝機能障害患者
9.3.1 非代償性肝疾患の患者
4、
投与しないこと。症状が悪化するおそれがある。
[2.
8.3、11.1.7 参照]
9.3.2 自己免疫性肝炎の患者
投与しないこと。肝炎が悪化するおそれがある。
[2.5、
9.1.8、11.1.6 参照]
9.3.3 重篤な肝障害のある患者(ただし非代償性肝疾患の
患者又は自己免疫性肝炎の患者を除く)又はその既往歴
のある患者
症状が悪化するおそれがある。[8.3、11.1.7 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこ
と。動物試験(サル)において本剤の高用量の投与で流産
が認められたとの報告がある。[2.2 参照]
*9.
6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継
続又は中止を検討すること。ヒト母乳中への移行が報告さ
れている1)。
9.7 小児等
臨床試験において除外されている。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一
般に高齢者では生理機能が低下している。

10.相互作用
9.特定の背景を有する患者に関する注意

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 うつ病又は他の精神神経症状のある患者又はその既
往歴のある患者(ただし重度のうつ病又は自殺念慮のあ
る患者又はその既往歴のある患者を除く)
症状が悪化するおそれがある。
[1.
1、2.
3、8.
8、11.
1.
1 参
照]
9.1.2 てんかん等のけいれん性疾患又はこれらの既往歴の
ある患者(ただし治療による管理が十分なされていない
てんかん患者を除く)
症状が悪化するおそれがある。[2.6、11.1.4 参照]
9.1.3 心疾患(狭心症、うっ血性心不全及び不整脈等)の
ある患者又はその既往歴のある患者
症状が悪化するおそれがある。[11.1.5 参照]
9.1.4 骨髄抑制、貧血又は血小板減少症のある患者
症状が悪化するおそれがある。[8.4、11.1.3 参照]
9.1.5 アレルギー素因のある患者
症状が悪化するおそれがある。[11.1.2、11.1.15 参照]
9.1.6 高血圧症を有する患者
脳出血等があらわれるおそれがある。[11.1.18 参照]
9.1.7 糖尿病患者又はその既往歴、家族歴、耐糖能障害の
ある患者
症状が悪化するおそれがある。[8.12、11.1.14 参照]
9.1.8 多発性硬化症以外の自己免疫疾患(ただし自己免疫
性肝炎を除く)のある患者又はその素因のある患者
症状が悪化するおそれがある。[9.3.2、11.1.6 参照]
9.1.9 薬物過敏症の既往歴のある患者
ショック等の過敏症があらわれることがある。
[11.1.2、
11.1.15 参照]

薬剤名等
小柴胡湯
[2.7、11.1.8 参照]

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

間質性肺炎があらわれ 機序は不明である。
るおそれがある。なお、
類薬(インターフェロ
ン アルファ製剤)と
小柴胡湯との併用で間
質性肺炎があらわれた
との報告がある。

10.2 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等
抗てんかん剤
(フェニトイン等)

アンチピリン

ワルファリン

テオフィリン

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

抗てんかん剤の作用を インターフェロン類
増 強 す る お そ れ が あ は、動物において肝
る。
チトクロームP450分
子 種2C9及 び2C19の
活性を低下させると
の報告がある。
本剤の投与量増加に伴
い血漿中アンチピリン
の消失が遅延すること
が報告されている。

インターフェロン類
は、ヒトにおいて肝
チトクロームP450分
子種1A2の量及び活
性を低下させるとの
ワルファリンの作用を
報告がある。
増強するおそれがある
ので用量を調節するな
ど注意すること。
テオフィリンの血中濃
度を高めるおそれがあ
る。

11.副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を
行うこと。

9.2 腎機能障害患者
9.2.1 重篤な腎障害のある患者
症状が悪化するおそれがある。[8.5、8.13、11.1.13、
11.1.17 参照]

11.1 重大な副作用
11.1.1 うつ病(頻度不明)
、自殺企図(頻度不明)
、躁状態
(頻度不明)、攻撃的行動(頻度不明)
抑うつ、自殺企図があらわれることがある。また、躁状態、
攻撃的行動があらわれ、他害行為に至ることがある。患
者の精神状態に十分注意し、不眠、不安、焦燥、興奮、

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