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資料1 がん診療連携拠点病院等の指定について (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37991.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第24回 2/21)《厚生労働省》
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広島県からの推薦意見について
広島県からの推薦意見の概要は以下のとおり。









備北医療圏は、中山間地域であり、死因別死亡率の総数は悪性新生物が最も高くなっている。また、高齢者の割合
も年々増加しており、全国・広島県の増加率を上回る医療圏であり、入院においては8割弱の方が65歳以上の高
齢者であり、外来においても6割弱の方が65歳以上の高齢者となっている(令和2年度時点)。
現在、高齢者の方々は生活圏の中でがん診療および治療が行えており、備北医療圏に居住する市民及び地元医師会
からも、引き続き地域がん診療連携拠点病院としての機能を有する病院であってほしいと期待されている。
更に、備北医療圏の中核都市である三次市から広島医療圏の地域がん診療連携拠点病院へ公共交通機関にて通院す
る場合2時間近くかかるため、備北医療圏唯一の地域がん診療連携拠点病院である当院でがん診療および治療が行
えないとなると、周辺地域を含む備北医療圏に居住する市民に多大なる影響を及ぼすことが容易に想定される。
令和5年6月1日以降、広島大学医局による医師の引き上げにより、当該指定要件を満たせていない状況である。
現在、放射線治療の実施にあたっては、非常勤の放射線治療専門医師をはじめ、がん放射線療法看護認定看護師、
放射線治療品質管理士・放射線治療専門放射線技師の資格を有する放射線技師、医学物理士などの専門職種を配置
することにより、質の高い医療の維持に努めているところである。
また、備北二次医療圏内では唯一放射線治療を行うことができる当該医院は、今後の継続的な放射線治療医の配置
を見込んで放射線治療機器の入れ替えを行い、令和4年4月から新しい放射線治療機器により放射線治療を行って
いるところであるが、令和5年6月1日以降、予定外の広島大学医局人事による医師の引き上げに伴い、非常勤の
放射線治療医の配置となっている。

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