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○診療報酬改定結果検証部会からの報告について 総-1-2-2 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00222.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第563回 11/10)《厚生労働省》
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I. 調査の概要
1. 目的
令和4年度診療報酬改定において、症状が安定している患者について、医師の処方により医
師及び薬剤師の適切な連携の下、一定期間内に処方箋を反復利用できるリフィル処方箋の仕組
みを設け、処方箋の様式を変更した。
これらを踏まえ、本調査では、改定に係る影響等について調査・検証を行った。

2. 調査対象
本調査では、「(1)病院・診療所調査」「(2)医師調査」「(3)保険薬局調査」「(4)患者調査
(郵送調査)」および「(5)患者調査(インターネット調査)」の5つの調査を実施した。各
調査の対象は、次のとおりである。
(1) 病院・診療所調査
令和4年 10 月から 12 月の間に、5件以上のリフィル処方箋の発行実績がある病院から
500 件、同期間に発行実績がない病院から 500 件をそれぞれ無作為抽出し、同様に令和4
年 10 月から 12 月の間に、5件以上のリフィル処方箋の発行実績がある診療所から 500
件、同期間に発行実績がない診療所から 500 件をそれぞれ無作為抽出し、合計で 2,000 施
設を調査対象とした。
(2) 医師調査
病院・診療所票の調査対象となった施設に勤める医師のうち、外来を担当する医師を、
各施設から2名(リフィル処方箋の発行経験のある医師を特定できている場合は発行した
ことのある医師と発行したことのない医師を1名ずつ、特定できていない場合は無作為に
2名)を調査対象とした。調査客体数は最大で 4,000 人(2×2,000=4,000)とした。
(3) 保険薬局調査
令和4年 10 月から 12 月の間に、5件以上のリフィル処方箋の受付実績がある薬局から
500 件、同期間に受付実績がない薬局から 500 件をそれぞれ無作為抽出し、合計で 1,000
施設を調査対象とした。
(4) 患者調査(郵送調査)
上記(1)病院・診療所調査の対象施設の調査日に外来した患者、並びに、上記(3)保険薬
局調査の対象施設の調査日に来局した患者を調査対象とした。1施設につき2名を本調査
の対象とし、調査客体数は最大で 6,000 人(2,000×2+1,000×2=6,000 人)とした。
(5) 患者調査(インターネット調査)
直近3か月間で、保険薬局に処方箋を持って来局した患者を調査対象とした。調査客体
数は 3,000 人とした。

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