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令和5年度第1回住まい環境整備モデル事業評価結果報告書 (8 ページ)

公開元URL http://100nen-sw.jp/evaluation/index.html
出典情報 令和5年度第1回住まい環境整備モデル事業評価結果報告書(9/26)《住宅保証支援機構》
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提案名

民泊ゲストハウスを併設した、
子育て・就労支援付シングルマザー向けシェアハウス事業

実施場所

長野県岡谷市

代表提案者

株式会社イントランスエージェント

共同提案者

増沢 達也(土地・建物所有者)

事業テーマ

①課題設定型 - 1)子育て世帯向け住宅の整備
2)多様な世帯の互助を促進する地域交流拠点の整備

※下線部は
最も重視
するテーマ

事業内容

3)効果的に入居者を見守る住環境の整備
6)住宅団地の再生につながる地域の居住継続機能の整備
住宅整備(建設/改修)

施設整備(建設/改修)

技術検証

情報提供・普及

対象地域は少子高齢化の進展と空き家の増加により、地域活力の著しい
低下が進行している。また、市内には、ひとり親世帯が約 500 世帯在住す
るが、十分なサポートが提供できておらず、課題となっている。
本提案は、隣接する二棟の空き家を改修し、シングルマザー向けシェア
ハウスとゲストハウスに改修・整備し、シングルマザーの住まいと副次的
提案概要

収入を得るための就労の場づくりを行う。
シェアハウスには、シングルマザー経験がある高齢女性を同居させ、母
親的世話人を担うと共に、地元のNPO法人等と連携し、入居者の子育て
支援・地域交流支援を行う。またゲストハウスや敷地内の菜園を地域に開
放し、シェアハウス入居者と地域の高齢者等が交流できる場づくりを構築
する。
地方都市における空き家の問題とシングルマザーの住まいと就労の場づ
くりを組み合わせた取り組みは意義深く、バランスの取れた提案であり、
先導性性があると評価できる。
一方、全国に就労支援付きのシェアハウスの取組はあるが、うまく稼働

評価概要

できていない事例も見受けられる。入居者に対する就労支援内容(就労支
援の条件、賃金設定等)を明確に示し、入居者に対する堅実な就労支援の仕
組みづくりが必要である。
また、ゲストハウスについても、地域開放の内容や条件(地域開放する日
の設定等)を明確に示し、単なるゲストハウスではない、地域に開かれた場
としての仕組みづくりが必要である。
上記の評価を踏まえ、入居者に対する就労支援内容やゲストハウスの地
域開放の内容や条件を工事着手前に明確に示すこと。また、施設の管理開

条件

始後は、入居者への就労支援状況やゲストハウスの地域開放状況等につい
て、定期報告や事業フォローアップ調査等を通じて、評価委員会に適時報
告すること。

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