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【資料10】日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会、日本理学療法士協会 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》
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認知症のリハビリテーションの推進
■認知症施策推進大綱には、
「認知症の人に対するリハビリテーションについては、実際に生活する場面を念頭に置きつつ、
各人が有する認知機能等の能力を見極め、最大限に活かしながら日常の生活を継続できるよう
することが重要」(以下、認知症のリハビリテーション)とある。
■認知症ではすべての精神機能が低下するのではなく、
健康な精神機能(残存能力)が低下した精神機能をカバーすることができる。

認知機能低下による生活行為の障害に焦点化したリハビリテーション
認知症は何らかの原因疾患によって認知機能が低下したことで、
金銭や服薬の管理などといった日常の生活行為において自立が難しくなった状態を示す。

低下した精神機能
・見当識 ・記憶機能

・実行機能・計算機能・言葉の機能

など

アルツハイマー型認知症では,早期からエピソード記憶やワーキングメモリが障害されやすい

工夫(代償)する

生活行為へ影響

健康な精神機能
・知的機能 ・人格と気質機能
・注意機能 ・洞察や判断機能
・情動機能 など
手続き記憶や意味記憶が保たれやすい

環境因子・個人因子
・住居 ・道具 ・日課
・支援者 など

生活行為の継続
一般社団法人

日本作業療法士協会

・家族
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