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資料3:看護師等確保基本指針改定のポイント(案) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
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1.看護師等の就業の動向
⑴ 看護師等の就業の現状
○ 看護師等の確保が進められ、看護師等の就業者数は増加(1990年:83.4万人 → 2020年:173.4万人)。
○ 看護師等の就業場所は病院・診療所が多いが、推移を見ると、訪問看護ステーション及び介護保険施設等で就業する看護師等の増加割
合が高い。年齢階級別構成割合の推移を見ると、若年層の割合が減少し、60歳以上の構成割合が増加。性別の推移を見ると、男性の看
護師等が増加。
○ 都道府県別の人口10万人当たり看護師等就業者数については、首都圏等の都市部において全国平均より少ない傾向。
⑵ 今後の就業傾向
○ 2025年需給推計※1によれば、2025年の看護師等の需要数の推計値は180.2万人であり、2020年の就業看護師等数(173.4万人)よ
りも増大が必要。2022年度の看護師及び准看護師の有効求人倍率※2は2.20倍で、職業計の1.19倍よりも高く、看護師等は不足傾向。
2040年現状投影需要推計※3によれば、2040年度に向けて、看護師等の需要数が増加していくものと推計。
○ 少子高齢化の進行によって、2040年に向けて、生産年齢人口が急減していく中で、看護師等の確保の推進が必要。
○ 看護師等の需給の状況は、地域別・領域別に差異がある状況となっており、地域・領域ごとの課題に応じた確保対策が重要。
○ 今後、2040年頃を視野に入れた新たな地域医療構想を踏まえて、地域別・領域別も含めた新たな看護師等の需給推計を実施すること
が重要。こうした新たな看護師等の需給推計については、今後の医療計画の作成等に活用できるよう実施することが重要。
※1 「医療従事者の需給に関する検討会看護職員需給分科会中間とりまとめ」(2019年11月15日とりまとめ)における2025年の看護師等の需給推計
※2 パートタイムを含む常用の有効求人倍率
※3 「「2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」に基づくマンパワーのシミュレーション」(2018年5月21日厚生労働省)の「現状投影ベース」等に基づく看護
師等の需要推計

※ 看護師等:保健師、助産師、看護師及び准看護師

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