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資料3:看護師等確保基本指針改定のポイント(案) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
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7.その他
◎その他看護師等の確保の促進に関する重要事項

⑴ 国民の理解の向上
○ 看護師等の確保を進める上で、医療関係者をはじめ広く国民一人一人が「看護」の重要性や魅力について理解と関心を深めることが必
要。
○ 「看護の日」や「看護週間」などの行事の開催等を通じ、看護の大切さを広く国民が再認識するための運動の展開が効果的であり、国
民においても、広く看護に親しむ活動に参加することが望まれる。
○ 学校教育においても、各学校段階を通して職場体験やインターンシップを含めた看護・福祉に関する体験学習の機会の充実に努めるな
ど、これから看護の道を志す若者の看護師等の役割に対する理解が促進されるよう適切な進路指導を行うことが必要。
○ 看護師等の専門性の具体的な内容及び役割並びに特定行為研修修了者、専門看護師、認定看護師その他の専門性の高い看護師の専門性
の具体的な内容及び役割を発信することも重要。
⑵ 調査研究の推進
○ チーム医療の中で、看護の専門性を発揮し、国民のニーズに応えていけるよう、科学的根拠に基づく看護実践やAI・ICTの活用といっ
た技術水準の向上や業務効率化への取組が必要。
○ 効果的・効率的な質の高い看護を実現するための研究を行う研究者の育成や広く看護現場で活用される看護ケアの評価、在宅における
看護技術等看護全般にわたる研究が求められており、国としても支援策を講じていくことが重要。
⑶ 看護師等の確保を図るための看護補助者による業務実施の推進
○ 看護師等が実施する必要がある診療の補助又は療養上の世話に係る業務について、必要な看護師等の確保を図っていくためには、看護
補助者が実施可能な業務については、看護補助者が担っていく環境を整備していくことが重要。
○ 国においては、看護補助者の業務に必要な知識・技術の習得に向けた研修プログラムの開発、看護補助者の活用や病院等での呼称に関
する好事例の情報発信、病院管理者等を対象とした看護補助者の活用に関するセミナーの開催などの取組を行うことが重要。
○ 都道府県ナースセンターにおいては、地域の実情や病院等のニーズに応じて、職業安定法に定める必要な届出を行った上で、看護師等
の無料職業紹介と併せて、看護補助者の無料職業紹介も実施することが重要。
○ 診療報酬において、看護補助者の配置に係る加算や看護補助者に対してより充実した研修を実施した場合等の評価を行っており、病院
等においては、これらを活用しつつ、看護補助者による業務実施を推進していくことが重要。
○ 看護補助者の社会的な認知の向上に努めるとともに、看護補助者の技能の向上及び把握・活用に努めていくことが重要。

◎その他指針の取扱いについて(指針の「はじめに」で記載)


看護ニーズの多様化に伴って、病院等以外で就業する看護師等が増加していることに鑑み、病院等以外の施設・事業所においても、看
護師等の業務内容や支援策の状況等を踏まえつつ、病院等に準じた取組の実施が望まれる。
○ 医療提供体制に係る見直しの状況等を踏まえて、必要に応じ指針の見直しを行う。

※看護師等:保健師、助産師、看護師及び准看護師
※病院等:病院、診療所、助産所、老健施設、介護医療院、訪問看護ステーション、看護小規模多機能型居宅介護事業所及び定期巡回・随時対応型サービス事業所

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