よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


ヒアリング資料8 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34626.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第34回 8/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

5.支援の質に対する外部による評価の仕組み【詳細】
背景、論拠
・障害児福祉サービスは支援の質に関わらず増加してきており、支援の質を評価し、その評価に基づき各事業所の創意工夫が反映
される報酬形態でなければならない。
・現在はエビデンスに基づいた質の高い支援の提供に対する評価がされることを求められる。

意見
1 そのために、事業者からも利用者からも有用、有益であると評価され、実施のプロセスも現実的であることが示されている外部評
価の導入をするべきである。外部評価*においては、障害福祉サービス等の事業所での望ましい発達支援について整理し、その支援
の質を外部による評価と評価結果に対するサポートができること、支援の内容やその評価を利用者(保護者や利用児)が把握できる
ようにして自分にあった事業所が選択できる仕組みの導入が必要である。(視点3 持続可能な制度としていくための対処)
2 外部評価を受けるためのコストもかかるため、そのための補助のしくみも必要である。(視点4 業務の負担軽減)
*外部評価とは、
年度から 年度にかけての 年間の厚生労働科学研究
で開発した障害児支援機関を評価するシステムで
あり、ここでは固有名詞として「外部評価」を意味する。既存の第三者評価とは異なる方法である。目的は単なる評価ではなく、事業
者・保護者・利用者と協働して支援の質を向上させること、各事業所で行われている支援の内容を保護者・利用者にわかりやすく提示
し、事業所選択の情報を提供させることなどである。適切に保護者に情報を提供することで質の低い事業所から質の高い事業所への
シフトが生じ無駄な費用の削減にも効果が期待される。
12