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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (123 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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救急隊員への循環器疾患の観察・処置に関する教育について、どのような機会を通じて実施
しているか(3つまで複数回答可)

令和4年度(令和4年8月1日現在)
83.7

各救急隊における日常教育(n=605)

31.3

消防本部における教育(n=226)
県・地域メディカルコントロール協議会等における研修等
(n=187)

25.9
47.7

事後検証のフィードバック(n=345)

56.0

症例検討会(n=405)

39.1

救急救命士の病院実習等(n=283)

11.2

外部研修等の受講(n=81)
上記のいずれも実施していない(n=9)

1.2

その他(n=8)

1.1
0%

20%

40%

60%

80%

100%

脳卒中を疑った傷病者に対する観察項目について、「プロトコル等に定めら
れている」と回答した消防本部が 42.5%(307 本部)

「消防本部の活動要領等
で定められている」と回答した消防本部が 7.5%(54 本部)

「各都道府県の「傷
病者の搬送及び受入れの実施に関する基準」に定められている」と回答した消
防本部が 30.4%(220 本部)

「上記以外に定められている」と回答した消防本
部が 5.0%(36 本部)、
「特段定められているものはない」と回答した消防本部
が 28.4%(205 本部)であった。
また、救急隊員への脳疾患の観察・処置に関する教育の機会について、
「各救
急隊における日常教育」と回答した消防本部が 84.8%(613 本部)

「消防本部
における教育」と回答した消防本部が 31.0%(224 本部)

「県・地域メディカ
ルコントロール協議会等における研修等」と回答した消防本部が 28.2%(204
本部)
「事後検証のフィードバック」と回答した消防本部が 45.1%

(326 本部)

「症例検討会」と回答した消防本部が 56.6%(409 本部)、
「救急救命士の病院
実習等」と回答した消防本部が 37.2%(269 本部)、「外部研修等の受講」と回
答した消防本部が 13.7%(99 本部)、
「上記のいずれも実施していない」と回答
した消防本部が 0.7%(5本部)であった(図表3-16)

これらの結果から、脳卒中が疑われる傷病者に対する身体観察等について、
消防庁から発出された令和2年3月 27 日通知を参考に、より多くの消防本部
で取組むことが望まれる。

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