よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1 早期導入を要望する医療機器(放射性ビーズ(No. 2016-2))の品目追加に関する要望書 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32363.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第35回 3/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

4.

SIR-Spheres microspheres(ニーズ選定品)と TheraSphereTM(本品目)の比較
製品名: SIR-Spheres microspheres(ニーズ選定済み)

製品名: TheraSphereTM

投与方法

レジン(スルホン化スチレン-ジビニルベンゼン乳化共重合体)であ
り、医療機関において準備したイットリウムをその表面に結合させ
用時調整して使用する。

ビーズの特性

ビーズ 1 個当たりの放射線量は平均 50Bq

代表的な試験名

SARAH1

TheraSphereTM は酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、酸化
イットリウムのガラスフリットを球状加工したガラスビ
ーズであり、製造所の原子炉においてその酸化イットリ
ウムを原子炉で活性化した後、既に放射性活性を持った
状態で医療機関へ供給されるため医療機関での調整が不
要である。
ビーズ 1 個当たりの放射線量は平均 2500Bq
(患者に投与される放射線量は腫瘍の体積等を基に計算
されるため、投与放射線量に大きな違いはないが、本品の
方がより少ないビーズで治療が可能である。そのため、注
入時のビーズによる血流停滞、それに伴う意図しない血
管へのビーズ流入の可能性が低いという利点がある。例
えば、ビーズが消化管へ向かう血管に流入した場合、消化
管障害を惹起する可能性があるが、本品ではその可能性
が低いという利点がある。

2
LEGACY study

実施国
実施期間
試験デザイン

仏国
2011/12/5-2015/3/12(症例登録期間)
前向き、非盲検、ランダム化、多施設

米国
2014/2/13-2018/12/31
後ろ向き、単群、多施設

4

5 / 17