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資料1-1 早期導入を要望する医療機器(放射性ビーズ(No. 2016-2))の品目追加に関する要望書 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32363.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第35回 3/31)《厚生労働省》
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ガイドライン名
発行元
要望内容に関連する
記載箇所とその概要

Hepatocellular carcinoma: ESMO Clinical Practice Guidelines for diagnosis, treatment and follow-up 2018(肝細胞癌)
European Society for Medical Oncology
一次治療としては推奨されない(エビデンスレベル I, 推奨度 E)。
肝臓内に病変が確認され肝機能が保持された患者で TACE や化学療法の適応とならない場合、推奨される。
肝移植待機患者で小病変であれば、腫瘍の増悪による肝移植リストからの脱落を防ぐため TACE の代わりとして検
討しても良い。

※BCLC ステージングシステムは腫瘍進行度・肝機能・全身状態・癌関連症状に基づいて病期を very early stage(stage 0)
,early stage(A)
,intermediate
stage(B),advanced stage(C)
,terminal stage(D)の 5 期に分類する手法である。
② 肝内胆管癌
ガイドライン名
発行元
要望内容に関連する
記載箇所とその概要
③ 大腸癌肝転移
ガイドライン名
発行元
要望内容に関連する
記載箇所とその概要

Biliary cancer: ESMO Clinical Practice Guidelines for diagnosis, treatment and follow-up 2016(肝内胆管癌)
European Society for Medical Oncology
手術不能な肝内胆管癌において、第一選択の化学療法後に放射線塞栓療法を行うことを検討して良い。

Metastatic colorectal cancer: ESMO Clinical Practice Guidelines for diagnosis, treatment and follow-up 2014(大腸癌肝転移)
European Society for Medical Oncology
肝臓に局在する転移病変に対する使用可能な化学療法が不応の患者に対して、Y90 を用いた SIRT は腫瘍の進行まで
の時間を延長することができる(エビデンスレベル IV, 推奨度 B)。

④ 神経内分泌腫瘍の肝転移
Gastroenteropancreatic neuroendocrine neoplasms: ESMO Clinical Practice Guidelines for diagnosis, treatment and follow-up 2020
ガイドライン名
(神経内分泌腫瘍)
European Society for Medical Oncology
発行元
要望内容に関連する
機能性 NET では、局所療法(SIRT/TAE/TACE/RFA)は、ホルモンによる症状をよりコントロールするため、合併症
記載箇所とその概要
(セロトニン分泌型の NET におけるカルチノイド症候群等)を低減させるためソマスタチンアナログの投与後、速
やかに行われるべきである(エビデンスレベル IV, 推奨度 A)。
非機能性 NET の肝に局在する病変に対しては化学療法の代わりとして局所療法を検討してよい(エビデンスレベル

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