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資料4-1_ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会 報告書(案) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24100.html
出典情報 ワクチンの流通情報の基盤整備に向けた検討会(第3回 2/25)《厚生労働省》
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(2) データ更新頻度
データの更新頻度については、ワクチンの偏在や不足が生じた場合、早期に対応を
取る必要があることから、一定以上の頻度で定期的にデータが更新されることが望ま
しいと考えられる。データの更新頻度の単位としては、日次単位、週次単位、月次単
位が想定されるが、可能な限り短い周期でデータ更新が行われることが望ましい。一
方で、日次でのデータ更新を行うと、例えば、補正をしなければ曜日や祝日の影響に
よって過去データとの比較が難しい等、モニタリングのデータの解釈が困難になる恐
れがある。また、データ更新の間隔が短過ぎると、そのデータを処理する行政機関や
システムへの負荷が大きくなることも懸念される(図表 4-2)

これらを考慮すると、ある程度迅速にデータを把握でき、モニタリングもしやすい
ことから、データ更新の頻度として、週次単位6が適切である。

図表 4-2

データ更新頻度別の比較
データ更新頻度

日次単位

週次単位

月次単位



• よりきめ細かく対応を行

• 過去データとの比較や、

• ワクチン供給の傾向を大



うことができる可能性



迅速性の担保がある程度

まかに把握可能

可能





• ワクチン供給の傾向が把

• ―

• 月次単位では 1 か月以上

握しづらいおそれ



• データを処理する行政機



関の負担やシステムへの



負荷が大きくなる懸念

前の状況の反映となるた
め、迅速性の観点で課題

6

週次は曜日、月次・四半期は日付を起点に集計されるため、集計期間にずれが生じること
には留意が必要である。また、過去データとの比較においては、週の始まりの曜日が異なる可
能性もあるため、週の定義を考慮する必要がある。

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