よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3_電子カルテ情報の提供の仕方について(案) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29319.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ(第5回 11/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

文書情報・6情報を管理する仕組みを整理する方向性について
交換する情報

交換方法
PUSH型
(電子カルテ情報交換サービス
(仮称)へ文書情報を蓄積)

文書情報

6情報

利点

懸念事項

• オンライン資格確認等システム等の既存シ
• 電子カルテ情報交換サービス(仮称)にデータが集約される
ステムの仕組みを活用できるため、短期間
ため、データ保存により生じる費用の観点から画像や動画等
での整備が可能であり、また、医療機関側
を共有することが難しい
のシステム整備の負担を抑えることができる

• 各医療機関が情報を管理するため、画像
PULL型
や動画等の容量の大きいデータを交換する
(文書を発行した医療機関で
ことも可能(電子カルテ情報交換サービス
文書情報を蓄積)
(仮称)のデータ管理コストも抑制可能)

• 医療機関側では、オンライン資格確認等システムの仕組みと
は異なるシステムの整備やデータの保管等が必要となるため、
構築に時間を要するとともに、画像や動画等を交換する場
合にはネットワーク帯域の確保が必要
• 患者本人が自身の情報を閲覧できる仕組みの整備が困難

• 救急・災害時等の際に、医療情報を即座
PUSH型
• 医療情報を電子カルテ情報交換サービス(仮称)へ蓄積す
に取得・閲覧することが容易
(電子カルテ情報交換サービス
ることになるため、同意取得の手続きや医療機関の作業等
• 患者本人が自身の情報を閲覧できる仕組
(仮称)で6情報を蓄積)
について丁寧な検討が必要
みの整備が容易
• 将来的に交換する情報が拡大した場合で
• 医療情報を保有する医療機関を特定する必要があるため、
PULL型
あっても、電子カルテ情報交換サービス(仮
医療情報の取得・閲覧時のレスポンスの遅延が懸念される
(医療機関で6情報を蓄積)
称)のシステム整備やデータの保管等の負
• 患者本人が自身の情報を閲覧できる仕組みの整備が困難
担を抑えることができる

 診療情報提供書に関しては電子カルテ情報交換サービス(仮称)に蓄積し、連携先閲覧医療機関は電子カルテ情報交換サービス(仮
称)から文書情報を取得してはどうか(つまり、まずはPUSH型で運用する。費用・スケジュールの観点からも文書情報へ画像等の添付情報
キー画像等に限定)
 6情報について、半年程度の情報は救急やマイナポータルでの活用につなげるためPUSH型とする。セキュリティや費用対効果等の観点から、
半年以上前の情報や特定の医療機関の情報を含めた将来的に拡張を検討している情報等(将来的に特定の医療機関からの取得や過去
の情報の取得が必要となることが想定される情報)はPULL型として提供医療機関から直接取得してはどうか(つまり、目的に応じてPUSH型
とPULL型を使い分けられるよう検討を進める。画像等の容量の大きな情報等を含めて将来的に医療機関等の間で交換する情報が拡大して
いくことが想定されるため)
 また、PUSH型/PULL型の対象となる電子カルテ情報、保存期間等に関しては、活用目的や運用方法の議論とセットで行う必要があるため、
引き続き議論することとしてはどうか(救急の現場での活用や、マイナポータル経由で個々人がダウンロードする等の運用等)