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参考資料1 薬剤師・ 看護職員の確保関連資料 (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29131.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第18回 11/11)《厚生労働省》
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特定行為研修修了者配置による医師の労働時間への影響

第3回医師の働き方改革を進めるための
タスク・シフト/シェアの推進に関する検討会

令和元年11月20日

(研究方法)
デザイン:後ろ向き調査及び研修修了者へのヒアリング
調査項目:出退勤時刻に基づいた医師の年間勤務時間
調査期間:特定行為研修修了者配置前 2016年度
特定行為研修修了者配置後 2017年・2018年度
調査施設:特定機能病院(500床以上)
修了者の配置:心臓血管外科に2名の
特定行為研修修了者(21区分修了)を配置

(研究結果)
特定行為研修修了者の配置前と比べ、
配置後に医師の年間平均勤務時間が有意に短縮
配置前
医師一人あたりの
年間平均勤務時間

2390.7時間
(SD:321.2)

配置後
1944.9時間
(SD:623.2)

P値
0.008

<ヒアリング前1か月間で実施した特定行為>
特定行為
経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
侵襲的陽圧換気の設定の変更

非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整

◆病棟管理を主とし、それまで医師が実施していた外来との調整
や入院のベッドコントロールを実施
◆医師不在時は、病棟看護師からの相談・報告を受けて、医師の
包括指示の範囲内で対処
◆修了者2名で、1か月間で28の特定行為を計281件実施
<実施内容>
術前の患者管理(検査・他科依頼・麻酔科外来)、心臓血管外科外
来、病棟回診・処置の介助、Nsと修了者との合同カンファレンス、
ICUでの術後管理(人工呼吸器管理など)、CV抜去やPICC挿入、輸
液量の調整など
【出典】 令和元年度厚生労働科学研究費補助金 看護師の特定行為の修了者の活用に際しての方策に関する研究 研究代表者 真田弘美

実施件数

20


10

人工呼吸器からの離脱



気管カニューレの交換



一時的ペースメーカの操作及び管理

11

一時的ペースメーカリードの抜去



経皮的心肺補助装置の操作及び管理



大動脈内バルーンパンピングからの離脱を行うときの補助の頻度の調整



心囊ドレーンの抜去

11

低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及びその変更

11

胸腔ドレーンの抜去

12

中心静脈カテーテルの抜去

11

末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入



褥瘡または慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去



創傷に対する陰圧閉鎖療法

研修修了者の活動内容

参考資料1-2

創部ドレーンの抜去
直接動脈穿刺法による採血
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正

18

23

20

感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与



インスリンの投与量の調整



持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整

20

持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整

13

持続点滴中の降圧剤の投与量の調整

22

持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整

10

持続点滴中の利尿剤の投与量の調整



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