• 例えば、東京など大都市圏では、COVID-19への対応の過程で、往診を専門に
担う医療機関が日中の外来診療を担う開業医と連携して休日・夜間帯や緊急時
の医療需要に対応する、という24時間対応の仕組みが生まれた。
• 高齢者介護の場合でも、時間外・夜間に対応する訪問介護事業は広域でのサー
ビス提供を担い、昼間帯を担当する訪問介護事業者との連携・役割分担で在宅
要介護者をカバーしているのが一般的。
• 東京都の在宅介護の現場では、「大規模在宅」と呼ばれる広域対応の往診専門
医療機関やSNSを活用したオンコール型の訪問診療医療機関がCOVID-19への
対応で大きな役割を果たした。
これは、都市部における在宅医療の発展形態の一つとして注目に値する。

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