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最終評価報告書 第4章 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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健康は、⽣物学的要因や、個⼈の⽣活習慣だけでなく、個⼈の社会経済的状況や居住す
る地域の社会的・物理的環境によっても決定される。
平成 30(2018)年の国⺠健康・栄養調査の結果からは、所得によって⽣活習慣の状況
に差が⾒られることや、肥満や主な⽣活習慣の状況に都道府県格差が⾒られることがわかった
(図表Ⅰ-1-18、図表Ⅰ-1-19)。こうした現状を踏まえ、性別や年齢を問わず、社会経済
的に不利な⽴場の⼈々や、疾病や障害を持った⼈も含めて、⽣きがいを持って⾃らの健康づくり
に取り組むことのできる社会環境を構築する視点が重要である。
また、この 20 年でスマートフォンやタブレット端末の世帯保有率は⾼まってきていること等からも
(図表Ⅰ-1-20)、今後 ICT 技術等を⽤いた予防健康づくりの取組も期待される。
図表Ⅰ-1-18︓所得と⽣活習慣等に関する状況(20 歳以上)

資料︓厚⽣労働省「平成 30 年国⺠健康・栄養調査」

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第4章 Ⅰ