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資料1-1 かかりつけ医機能について (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00030.html
出典情報 社会保障審議会医療部会(第91回 9/29)《厚生労働省》
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総合診療専門医について

専門医の在り方に関する検討会報告書(平成25年4月22日)より一部改

総合的な診療能力の必要性
○ 高齢化に伴い、特定の臓器や疾患を超えた多様な
問題を抱える患者が増加。
○ これらの患者には、複数の領域別専門医による診察
よりも、一人の総合的な診療能力を有する医師による
診察のほうが適切な場合がある。

第8次医療計画等に関する検討会
(令和4年9月9日) 資料1(抜粋)

総合診療専門医の基準
○ 総合診療専門医の認定・更新基準や養成プログラム・
研修施設の基準については、関連する諸学会や医師会等
が協力して、第三者機関において作成すべきである。

総合診療専門研修プログラム整備基準(概要)
総合診療専門医を新たに位置づけ
総合診療医:総合的な診療能力を有する医師
※ 日常的に頻度が高く、幅広い領域の疾病と傷害等に
ついて、適切な初期対応と必要に応じた継続医療を
全人的に提供。

総合診療専門医:総合診療医の専門医としての名称
※ 新たな専門医の一つとして基本領域に加える。
※ 「地域を診る医師」としての視点も重要。
他の領域別専門医や他職種と連携して、多様な医療
サービスを包括的かつ柔軟に提供することが期待
される。

一般社団法人 日本専門医機構・理事会(2022.6.17)

研修プログラム(3年以上)
○ 総合診療専門研修(合計18ヶ月以上)
・ 診療所・地域の中小病院で、外来診療、訪問診療及び
地域包括ケアの研修(6ヶ月以上)
・ 病院総合診療部門(総合診療科・総合内科等)で、臓
器別でない病棟診療と外来診療の研修(6ヶ月以上)

○ 必須領域別研修
・ 内科12ヶ月以上 小児科3ヶ月以上 救急科3ヶ月以上

○ その他の領域の研修
・外科・整形外科・産婦人科・精神科・皮膚科・眼科・
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耳鼻咽喉科などの各科での研修