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資料2-4  令和2年度血液製剤使用適正化方策調査研究事業(古川参考人提出資料) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23372.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(第1回 1/24)《厚生労働省》
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令和2年度研究事業

小括 (2)
院内血(warm fresh whole blood)を使用せざるを得ない状
況も明らかとなり、3年間で6島、6医療機関で44例に院内
血が使用されていた。
①大量出血時の対応に必要な血液が、適切なタイミング
で血液センターより入手できないことも院内血使用理
由の一因となっている。
②実質的に機能する夜間血液搬送システムとフィブリノ
ゲン製剤の保険適応や赤血球製剤有効期限延長が可能
になると院内血の頻度が低下する可能性がある。
③本調査から、その島で最も大きな医療機関への輸血医
療体制の拡充が求められる結果となった。
④特に奄美大島は、本土からの距離、人口の多さ、島内
に搬送先となる医療機関が複数あることを考慮すると
更に血液供給体制に配慮が必要かもしれない。
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