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資料2-4  令和2年度血液製剤使用適正化方策調査研究事業(古川参考人提出資料) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23372.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(第1回 1/24)《厚生労働省》
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令和2年度研究事業

院内血輸血使用患者の状況(一部)
患者No.

1

基礎疾患

院内血輸血の理由

急性閉塞性胆管炎、 DICで血小板が低く、出血のリスクが高い、血小板製剤が当日中に届かないため、
敗血症、DIC
緊急手術に向けて生血採血となった。

院内血使用 日赤血追加 第7病日の
単位数
使用単位数
転機

10

-

生存

2

不明

腹部に鉄板が挟まり受傷する。ショック状態で、腹腔内出血があり、緊急で手術が
必要であり、出血が予想されるため生血が必要となった。

6

40

生存

3

不明

庭先で倒れていた。骨盤骨折による血管損傷があり塞栓術を行うことになった。
血圧が不安定で血小板も低下傾向であるため生血の要請があった

2

52

生存

10

110

生存

8

60

生存

手術時大量出血(膵頭部腫瘍、膵頭十二指腸切除)
凝固因子の減少もあり、生血の要請となった。

4

18

生存

4
5

モーターパラグライダーのメンテナンス中に、右腕を巻き込まれた。出血性ショック
による心肺停止。出血が続き、緊急手術必要となり、貧血や血小板減少もあったた
め生血要請となった。
軽自動車の自損事故、出血性ショックのため、腸間膜動脈損傷に対して、コイル塞
狭心症、高血圧症 栓術施術、出血の可能性が高いため、生血要請になった。
→院内血以外の治療法:腸間膜動脈損傷に対してコイル塞栓術。
不明

6

膵癌

7

甲状腺機能低下症

2階より転落外傷。急性硬膜下血腫のため緊急で手術施行。術中出血多く、生血
要請となった。

14

14

生存

8

自閉症・適応障害

自宅5階より飛び降り。骨盤骨折による大量出血があり、TAE施行の方針となり、
生血要請となった。

24

26

生存

9

糖尿病

ope後院内在庫を使用。使用時間が夜間ということもあり院内在庫がなく、院内血
輸血を使用した。

4

24

生存

輸血が夜間であり、血液が不足した為、院内血を使用した。

4

4

生存

手術用にRBC4単位、FFP4単位準備していたが、足りなかった為、院内血を使用し
た。

6

64

生存

4

8 15

生存

10

高血圧、胆のう炎

11

胃がん

12

心房細動、総鼻道内
島内に在庫がなく院内血を使用
腫瘍