資料２（別紙２－２）

介護保険施設のリスクマネジメントに関する調査研究事業
１．調査目的
介護保険施設のリスクマネジメントについて、令和 3 年度介護報酬改定では、
安全対策に係る体制評価を行い、標準的な事故報告の様式について周知を行う
こととした。あわせて、令和 3 年度介護報酬改定に関する審議報告では、事故の
発生予防・再発防止の推進の観点から、報告内容の分析や有効活用等についてど
のような対応を図ることが適当なのか、今後検討していくこととされた。
これを踏まえて、本事業では介護現場における新たな事故報告様式の活用状
況、報告されている事故情報の内容等に関する実態把握を行うとともに、報告さ
れた事故情報の分析や活用のあり方についての検討に資する基礎資料を得るた
めの調査を行う。
２．調査客体
＜アンケート調査＞
【施設調査】
○ 介護老人福祉施設
○ 介護老人保健施設

無作為抽出（客体数3,800施設／約10,000施設）
無作為抽出（客体数1,550施設／約4,200施設）

○ 介護医療院 悉皆（客体数660施設程度）
【自治体調査】
○ 政令指定都市・中核市・市区町村 悉皆（客体数約1,700箇所）
○ 都道府県 悉皆（客体数47箇所）
＜詳細調査＞
○ 一部の市区町村を対象
３．主な調査項目
＜アンケート調査＞
【施設調査】
○ 安全対策体制加算・安全対策体制未実施減算の算定状況
○ 指針・マニュアルの整備状況
○ 委員会・研修の実施状況
○ 事故情報やヒヤリハットの整理・分析状況
○ 自治体への事故報告状況
○ 自治体からの介護事故防止等への支援状況

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