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資料2 医療の安全の確保について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27259.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第12回 8/4)《厚生労働省》
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医療安全支援センターの現状
医療安全支援センター(以下「センター」という。)について、現行の医療計画作成指針においては、センターの
設置率、相談職員の配置数、活動状況に関する情報提供の状況、医療安全推進協議会の設置状況が項目に位置づけられ
ている。
さらに、センターにおいては、(1)センターの相談対応に関する質の向上、(2)センターによる相談対応以外の
活動、(3)医療安全推進協議会の開催により、更なる医療の安全の向上を図っているところ。

ポイント
(1)
センターの相談対応に関する
質の向上

(2)
センターによる相談対応以外
の活動

(3)
医療安全推進協議会の開催

現状
医療安全支援センター運営要領では、相談等へ適切に対応するため、相談職員等の職員
に対して、カウンセリングに関する技能、医事法制や医療訴訟に関する知識、事例分析に
関する技術等の習得に必要な研修を定期的に受講させることを求めている。
医療安全支援センター総合支援事業では、センターの職員を対象とした研修を令和3年
度は計5回開催しており、センター1箇所あたりの当該研修の受講者は全国で平均して1.26
人となっているが、令和3年度に1人も受講していない都道府県が複数あった。
医療安全支援センター運営要領では、住民への医療安全に関する普及啓発活動の実施を
求めているところ、全国の平均実施率は82.4%であるが、大半のセンターはホームページ
への情報の掲載に留まっている。
また、医療法では、医療従事者を対象とした研修の実施を求めているが、全国の平均実
施率は27.1%に留まっている。
医療安全支援センター運営要領では、医療安全推進協議会の定期的な開催を求めている
ところであるが、全国の平均実施率は27.4%に留まっている。
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