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資料1 特定保健指導の評価体系について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27002.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第5回 7/26)《厚生労働省》
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特定保健指導の実績評価体系の見直し(案)
見直しの方向性(案)

○アウトカム評価は、主要達成目標を腹囲2cm・体重2kg減とする。また、生活習慣病予防につながる行動変容
(食習慣の改善、運動習慣の改善、喫煙習慣の改善、休養習慣の改善、その他の生活習慣の改善)や腹囲2cm・
体重2kg減の過程である腹囲1cm・体重1kg減を目標として設定する。
○アウトカム評価の評価時期は、初回面接から3ヶ月経過後の実績評価時とする。行動変容については、生活習慣
の改善が2ヶ月以上継続した場合に評価する。また、標準的な健診・保健指導プログラムにおいて、評価者の判
断を支援するため、具体例を提示する。
○プロセス評価は、介入方法により個別(ICT含む)、グループ(ICT含む)、電話、電子メール・チャット等の評
価を行う。これらの介入については、時間に比例したポイント設定を見直し、介入1回ごとの評価とする。1回の
標準的な介入内容を手引きで示すとともに最低時間は引き続き設定する。ICTを活用した場合も同じ評価とする。
また、現行の支援Aと支援Bの区別は廃止する。

○特定保健指導の早期介入が対象者の行動変容を促す上で重要であるため、特定健診実施後からの特定保健指導の
早期実施を評価する。
○特定保健指導終了は180pとし、主要達成目標の腹囲2cm・体重2kg減は180pと設定する。腹囲2cm・体重2kg
減が未達成の場合においては、対象者の行動変容等のアウトカムを評価し、プロセス評価と合わせて180pになる
構造とする。腹囲1cm・体重1kg減と行動変容の改善は20pとし、喫煙習慣の改善(禁煙)については、禁煙に
より一時的な体重増となる傾向があることから30pと設定する。継続支援の介入は個別(ICT含む)70p、グルー
プ(ICT含む)70p、電話30p、電子メール・チャット等30pとする。また、健診当日の初回面接を20p、健診後1
週間以内の初回面接を10pと設定する。
○アウトカム評価とプロセス評価の各項目については、今後データを積み重ねることで、メタボリックシンドロー
ム該当者及び予備群の減少に効果があるのかどうか等を分析した上で、第4期の計画期間において更に検討をす
すめることとする。

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