よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(ラゲブリオ®カプセル)の 医療機関及び薬局への配分について(別紙及び質疑応答集の修正) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(ラゲブリオ®カプセル)の 医療機関及び薬局への配分について(別紙及び質疑応答集の修正)(7/1付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

また、これらの施設でも、本剤を使用するにあたっては、本事務連絡の別紙1に記載
されている内容(使用するにあたって必要な対応等)をご確認いただくようお願いしま
す。
※なお、当該施設に設けられている診療所/医務室が保険医療機関として指定されている
場合は、お持ちの 10 桁の保険診療コードを用いてラゲブリオ登録センターへの登録を行
ってください。
Q.25

本剤をボトルから出して分包して患者に交付することは可能か。また、本剤を

脱カプセルして経鼻胃管等から投与することは可能か。
本剤をボトルから出して分包して交付する(ボトル内に入っている 40 錠を 4 錠ずつな
ど分包したうえで、すべてまとめて 1 回で交付する)にあたっては、製造販売業者の医
療関係者向けサイト「MSD Connect」(https://www.msdconnect.jp/)内の「製品基本Q&
A」の記載をご参照ください。前述の Q&A によると、基本的にはボトル包装単位での処
方が推奨されるが、無包装安定性試験により 90 日まで安定である結果が得られていると
されています。
また、本剤を脱カプセル後に懸濁し、経鼻胃管/経口胃管で投与した臨床試験や、本
剤の懸濁液を経口投与した臨床試験における血中濃度等の情報についても記載されてい
ます。
上記の記載を参考に、各施設・医師においてご判断ください。
Q.26

国内で報告されている副作用には、どのようなものがあるか。

製造販売業者より、副作用報告のベースとなる推定使用患者数約 90,730 例のうち、
重篤な副作用 210 件、非重篤な副作用 1570 件が公表されています(令和4年 3 月 18
日時点)。
例として、頭痛、浮動性めまい、悪心、下痢、嘔吐、発疹等が報告されています。
また、死亡例は 12 例報告されています。これらはあくまで本剤の副作用と疑われるも
のとして報告されたものであり、本剤投与との因果関係の評価が確定しているもので
はありません。
詳細については、製造販売業者のホームページにて、市販直後調査の中間報告をご
確認ください。
(参考)MSD 株式会社の医療関係者向け情報ページ
(https://www.msdconnect.jp/products/lagevrio/)

22