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【資料2】MID-NET®(Medical Information Database NETwork)等を活用した医薬品安全対策((独)医薬品医療機器総合機構医療情報活用部からの説明資料) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26381.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第8回 6/22)《厚生労働省》
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MID-NETⓇ:がん患者における
ペグフィルグラスチム投与と血小板減少との関連
• 抗がん剤治療中の患者にG-CSF製剤を投与した際の血小板減少に関する
副作用報告が集積
• 抗がん剤による影響も考えられ、G-CSF製剤と血小板減少との関連性を検
討するため、MID-NETを活用したNested case control調査を実施
ケース

コントロール

粗オッズ比

調整オッズ比

0.1

1

10

100

*血小板減少: Grade 3 or higher cases (platelet counts <50 000/mm3)(CTCAE ver4.0)

https://www.pmda.go.jp/files/000234446.pdf


血小板減少が認められた2-7日前にペグフィルグラスチムの処方があった患者
では、G-CSF製剤の処方がない患者と比較して、血小板減少リスクが有意に増加


他のG-CSF製剤では、ペグフィルグラスチムと同様の傾向は認められなかった。
Kajiyama, K. et al. Clin Pharmacol Ther, 2021 DOI:10.1002/cpt.2263.

11

Pharmaceuticals & Medical Devices Agency

2022年6月22日 医薬品等行政評価・監視委員会