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関連資料集:規制改革実施計画 関連資料集(内閣府規制改革推進室作成) (25 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_index.html
出典情報 「規制改革実施計画」(令和4年6月7日閣議決定)(6/7)《内閣府》
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5-2.改正漁業法の制度運用(資源管理)
【現状と課題】
○ 平成30年に漁業法を改正し、数量管理を基本とする新たな資源管理方式が創設された。今後は「新たな資源
管理の推進に向けたロードマップ」を着実に実施していくことが必要である。
〇 科学的な資源管理の出発点として、漁獲報告が、
新たな資源管理のプロセス上、極めて重要である。
ICTを活用し、漁獲報告データを国が一元的に集
約して管理するシステム構築など、仕組みの整備が
進められている。
○ 一方、未報告が疑われる事案や、漁獲物が未計量
のまま搬出される事態など、様々な不正行為が発生し
ており、漁獲報告の義務の履行に懸念が生じている。
〇 漁獲報告が適正かつ適切、持続的に行われるよう、
早急に要因の把握・分析及び課題解決に取り組むことが必要である。

(出典:農林水産省HP掲載資料)

【今後の改革の方向性】

○ 農林水産省は、令和5年度までのTAC魚種の拡大に向けた「新たな資源管理の推進に向けたロードマップ」
[令和5年度措置]
を着実に実施する。
〇 農林水産省は、国際的に資源管理の強化が求められるTAC魚種について、地域や漁業種類により異なる水
揚げの実情を踏まえつつ、適正な数量管理を行うための報告等の適格性を担保するため、違法に採捕された漁獲
物の市場流通を防止するための方策について検討を行い、遅くとも令和7年度までに必要な措置を講ずる。 25
[令和7年度までに措置]