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参考資料4 落合委員・中室委員・芦澤委員・杉本委員・川邊委員・林委員・間下委員提出資料 (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/260629/agenda.html |
| 出典情報 | 規制改革推進会議(第28回 6/29)《内閣府》 |
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1.問題意識
○
AI は社会・経済の構造に大きな変化をもたらしつつあり、その影響は産業競争力にとどまらず、労働
や人々の生活全般に広く及ぶ。こうした変化を的確に捉え、その機会を最大化しリスクに適切に対応す
る観点から、規制・制度改革の在り方(それらを迅速に改革する手法の開発も含む。)を不断に見直し
ていくことが求められる。
〇
生成 AI の技術進歩が著しく、その性能向上が月単位、日単位で急激に進み 1、AI を用いた新たな事業
やサービスが創出されている。それらの中には、海外大手の汎用的なチャット型 AI や AI エージェント
インターフェースを通じて、法令適合性などの検討があいまいなまま、事実上提供が開始されているも
のも存在する。他方で、それらの新たな事業やサービスが現行の法令に適合するかどうかの検討に、依
然として年単位の期間を要すると見られる事例が多く出てきている 2。このような迅速な規制の整備がな
されないことが、AI を用いた新たな事業やサービスの収益化を遅らせ、また、海外大手テクノロジー企
業等との競争において不利を被り、ひいては日本発のイノベーションを阻害するリスク要因となってい
る。なお、このような新たな事業・サービスが勃興する分野での規制・制度改革とは、規制緩和により
自由競争を促すものとは限らず、新たな事業・サービスのリスクに対応した新たな規制・制度の体系を
整備していくことが特に重要となってくる。
〇
技術進歩が速い AI 分野の規制・制度は一度の見直しや整理を行って終わりではなく、ユースケースを
観察しながら、どのようなリスクが生じるかを洗い出し、規制・制度とその見直しを不断かつ迅速に行
うことが望ましい 3。しかし現実には、安全性を確認するために実証実験を行い、データを取得する必要
がある。一方で、規制・制度所管省庁は安全性が証明されないと実証実験を許可できないというジレン
マに陥っている。
〇
日本成長戦略会議の中で、戦略的に投資を行うことが決定された重点分野のいくつかについて、複数
の規制・制度所管省庁による、成長戦略実行の視点で連携した規制・制度の整備がなされていないこと
が、事業者の投資への躊躇を生むことがある 4。投資を推進する省庁ないしは会議体が司令塔機能を果た
1
アンソロピック社の Fable5 の提供開始と数日での提供停止など、数日単位でも急激な環境変化が生じることもある。
2
規制改革推進会議(令和 8 年 2 月 26 日)川邊健太郎委員、杉本純子委員、中室牧子委員、冨山和彦委員の各発言参照
3
規制改革推進会議「デジタル時代の規制・制度について」(令和 2 年 6 月 22 日規制改革推進会議決定)1 項での「技
術進歩の速度は、今後ますます早くなる。現在、遠い未来像として思い描いているデジタル時代の本格的な到来はそれ
ほど遠いものではない。将来を見据えて、我が国の規制・制度のあり方を未来志向で見直し、デジタル時代に相応しい
規制・制度を築き上げていくことが求められる。」と議論しているが、近時デジタル時代の本格的な到来を迎えつつあ
るように見受けられる。
4
今期の規制改革推進会議では、例えば、以下のように複数の関連省庁の出席を得て議論を行った。
自動運転(第 10 回地域活性化・人手不足対応ワーキング・グループ):警察庁、国土交通省、デジタル庁
次世代 AI データセンター(第 10 回 デジタル・AIワーキング・グループ):経済産業省、国土交通省、消防庁
2
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AI は社会・経済の構造に大きな変化をもたらしつつあり、その影響は産業競争力にとどまらず、労働
や人々の生活全般に広く及ぶ。こうした変化を的確に捉え、その機会を最大化しリスクに適切に対応す
る観点から、規制・制度改革の在り方(それらを迅速に改革する手法の開発も含む。)を不断に見直し
ていくことが求められる。
〇
生成 AI の技術進歩が著しく、その性能向上が月単位、日単位で急激に進み 1、AI を用いた新たな事業
やサービスが創出されている。それらの中には、海外大手の汎用的なチャット型 AI や AI エージェント
インターフェースを通じて、法令適合性などの検討があいまいなまま、事実上提供が開始されているも
のも存在する。他方で、それらの新たな事業やサービスが現行の法令に適合するかどうかの検討に、依
然として年単位の期間を要すると見られる事例が多く出てきている 2。このような迅速な規制の整備がな
されないことが、AI を用いた新たな事業やサービスの収益化を遅らせ、また、海外大手テクノロジー企
業等との競争において不利を被り、ひいては日本発のイノベーションを阻害するリスク要因となってい
る。なお、このような新たな事業・サービスが勃興する分野での規制・制度改革とは、規制緩和により
自由競争を促すものとは限らず、新たな事業・サービスのリスクに対応した新たな規制・制度の体系を
整備していくことが特に重要となってくる。
〇
技術進歩が速い AI 分野の規制・制度は一度の見直しや整理を行って終わりではなく、ユースケースを
観察しながら、どのようなリスクが生じるかを洗い出し、規制・制度とその見直しを不断かつ迅速に行
うことが望ましい 3。しかし現実には、安全性を確認するために実証実験を行い、データを取得する必要
がある。一方で、規制・制度所管省庁は安全性が証明されないと実証実験を許可できないというジレン
マに陥っている。
〇
日本成長戦略会議の中で、戦略的に投資を行うことが決定された重点分野のいくつかについて、複数
の規制・制度所管省庁による、成長戦略実行の視点で連携した規制・制度の整備がなされていないこと
が、事業者の投資への躊躇を生むことがある 4。投資を推進する省庁ないしは会議体が司令塔機能を果た
1
アンソロピック社の Fable5 の提供開始と数日での提供停止など、数日単位でも急激な環境変化が生じることもある。
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規制改革推進会議(令和 8 年 2 月 26 日)川邊健太郎委員、杉本純子委員、中室牧子委員、冨山和彦委員の各発言参照
3
規制改革推進会議「デジタル時代の規制・制度について」(令和 2 年 6 月 22 日規制改革推進会議決定)1 項での「技
術進歩の速度は、今後ますます早くなる。現在、遠い未来像として思い描いているデジタル時代の本格的な到来はそれ
ほど遠いものではない。将来を見据えて、我が国の規制・制度のあり方を未来志向で見直し、デジタル時代に相応しい
規制・制度を築き上げていくことが求められる。」と議論しているが、近時デジタル時代の本格的な到来を迎えつつあ
るように見受けられる。
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今期の規制改革推進会議では、例えば、以下のように複数の関連省庁の出席を得て議論を行った。
自動運転(第 10 回地域活性化・人手不足対応ワーキング・グループ):警察庁、国土交通省、デジタル庁
次世代 AI データセンター(第 10 回 デジタル・AIワーキング・グループ):経済産業省、国土交通省、消防庁
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