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資料2-1 一般社団法人次世代基盤政策研究所提出資料 (13 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2501_02medical/260515/medical12_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第12回 5/15)《内閣府》
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(参考)論点1 利活用データの範囲:EHDS第51条データ分類と日本法
EHDSが明示列挙する17カテゴリのうち、日本法で二次利用が制度化されているのはEHR・レセプト・がん登録等の一部に限られ、多くは「※」(制限付き)または「✕」(枠組みなし)。


EHDS第51条での分類

① EHDS

② 日本法での利用可能性※

③ 差分・課題

(a)

EHRからの電子ヘルスデータ

○ 二次利用対象

△ 次世代医療基盤法により匿名加工/仮名加工の対象
(本人通知+オプトアウトが前提)

同意/通知要件が障壁。対象施設も認定事業者経由に限定

(b)

健康の社会経済的・環境的・行動的決定要因データ

○ 二次利用対象(2031年適用開始)

✕ 法的枠組みなし(個別研究でのみ収集)

包括的な収集・提供の法的根拠が存在しない

(c)

医療ニーズ・資源配分・アクセス・支出の集計データ

○ 二次利用対象

△ NDB(レセプト・特定健診)で一部利用可
(個別審査、利用目的限定)

横断的データセットとしての統合が不可。審査体制が分散

(d)

ヒトの健康に影響する病原体データ

○ 二次利用対象

△ 感染症法に基づくサーベイランスデータ
(二次利用は法定されていない)

二次利用の法的根拠が不明確。パンデミック対応に支障

(e)

医療関連行政データ(調剤・償還請求等)

○ 二次利用対象

△ NDB(レセプト)で利用可(個別審査、利用目的限定)

利用目的が「研究開発」等に限定。政策立案目的等が不十分

(f)

ヒトの遺伝的・エピゲノム的・ゲノム的データ

○ 二次利用対象(2031年適用開始)
加盟国に追加保護裁量

✕ 包括的な法的枠組みなし(ゲノム医療推進法は理念法)

ゲノムデータの二次利用に関する法的根拠が未整備

(g)

その他ヒト分子データ
(プロテオミクス、メタボロミクス等)

○ 二次利用対象(2031年適用開始)
加盟国に追加保護裁量

✕ 法的枠組みなし(個別研究ベースのみ)

オミクスデータの体系的な二次利用制度が不存在

(h)

医療機器から自動生成される個人電子ヘルスデータ

○ 二次利用対象

✕ 法的枠組みなし(医療機器規制は安全性中心)

医療機器由来データの二次利用の法的根拠が不存在

(i)

ウェルネスアプリからのデータ

○ 二次利用対象
加盟国に追加保護裁量

✕ 法的枠組みなし(個人情報保護法の一般規律のみ)

PHR/ウェルネスデータの二次利用制度が未整備

(j)

医療専門職の職歴・専門分野・所属機関データ

○ 二次利用対象

△ 医師等資格確認検索で一部公開(二次利用の法的根拠なし)

医療従事者データの体系的な二次利用制度が不存在

(k)

人口ベースのヘルスデータ登録簿
(公衆衛生登録簿等)

○ 二次利用対象

△ がん登録等の個別法で一部利用可
(利用目的・手続が個別法ごとに異なる)

統一的な枠組みなし。登録簿ごとに法律・審査が異なる

(l)

医療登録簿・死亡登録簿からのデータ

○ 二次利用対象

△ 人口動態統計で一部利用可(死因統計等。個別審査)

死亡データと臨床データの連結が制度的に困難

(m) 臨床試験・臨床研究・臨床調査データ

○ 二次利用対象(2031年適用開始)

△ 臨床研究法に基づくデータ(二次利用の法的根拠は不明確)

臨床試験データの体系的な二次利用制度が未整備

(n)

医療機器からのその他ヘルスデータ

○ 二次利用対象

✕ 法的枠組みなし(医療機器規制は安全性中心)

(h)と同様。医療機器データの二次利用制度が不存在

(o)

医薬品・医療機器の登録データ

○ 二次利用対象

△ PMDA審査情報等が一部公開(二次利用の包括的枠組みなし)

薬事データの二次利用が体系化されていない

(p)

研究コホート・質問票・調査データ
(初回公表後)

○ 二次利用対象(2031年適用開始)

△ 個別研究の判断に委ねられる(データ共有は義務ではない)

研究データの共有・再利用が制度的に担保されていない

(q)

バイオバンク及び関連DBからのヘルスデータ

○ 二次利用対象
加盟国に追加保護裁量

△ バイオバンク・ジャパン等が個別に運用(包括的法的枠組みなし)

バイオバンクデータの二次利用に関する統一法が不存在

○=二次利用対象として明記 △=一部利用可能だが制限あり ✕=法的枠組みなし/対象外
※「日本法での利用可能性」の検討は外形的、暫定的なものであるが、立法趣旨や法目的がEHDSにおけるヘルスデータの2次利用とは異なるものがほとんどであり、このような判断をした。

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