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【資料3】麻しんの現状と対策について(報告) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72452.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第103回 4/22)《厚生労働省》
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麻しん(5類感染症

全数把握)

疾患概要
〇症状

:感染後通常10~12日間の潜伏期間を経て発症し、発熱、上気道炎症状、結膜炎症状等が現れる。
発症の2~4日後発疹が生じ、再度発熱し、3~4日後解熱する。

〇合併症

:肺炎、中耳炎、脳炎等。麻しんは死亡率が約0.1%と比較的高く、感染から数年後に
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)等の脳症を発症し、感染後は免疫が低下するといわれている。
〇感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染。感染力が非常に強い。
発症前日から解熱後3日間程度他者へ感染させる可能性がある。
基本再生産数(R0) : 12~18
(基本再生産数とは、免疫がない人々の集団で、一人の患者から平均何人に二次感染させるかを示す数字。
(インフルエンザの場合:1.2~2、新型コロナウイルスの場合:2~3、風しんの場合:6~7)

〇治療・予防:対症療法のみ。予防は、ワクチンが最も有効。

学校における麻しん対策ガイドラインより

対策の概要
〇目標:2015年に麻しんの排除認定を受け、引き続き麻しんの排除の状態を維持すること。
〇発生原因の究明:麻しんについての情報の収集および分析、正確かつ迅速な発生動向の調査、感染源調査や遺伝子検査、患者と接種した者
に対して健康観察等を実施している。
〇発生の予防及びまん延の防止:
・診断した医師の届出は、診断後直ちに届出行うことを求めている。定期予防接種の接種率が95%以上となることを目標としている。
(2008年度から2012年度に、抗体保有率の低かった当時中学1年生と高校3年生相当の者に対して、追加の定期接種を実施し、全世代において高い抗体保有率を実現した。)

〇医療の提供:早期発見及び早期治療のため、医療関係者に対しての普及啓発。
「麻しんに関する特定感染症予防指針」(平成19年厚
生労働省告示第442号、平成31年4月19日一部改正)
〇研究開発の推進:ワクチン、治療薬などの研究開発の促進。定期予防接種歴の確認を容易にするシステムの整備。
〇その他:国際的な連携、評価及び推進体制と普及啓発の充実、麻しん・風しん対策推進会議の開催。

日本の麻しん排除認定の状況
○ 2010年5月を最後に麻しんの土着株の感染伝播は確認されておらず、近年の麻しんの発生は海外から持ち込まれたものと考えられている。
2015年3月27日、WHOにより、日本は麻しんの排除を達成したとの認定(※)を受け、排除状態を維持。
※適切なサーベイランス制度の下、麻しんの土着株の感染伝播が3年間確認されないこと、又は遺伝子型の解析によりそのことが示唆されること。(2026年4月5日時点の速報値)

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