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総-4賃上げについて(その1) (21 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66697.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第633回 12/5)《厚生労働省》 |
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賃上げに関する診療報酬上の評価として考えられる方法について
○
○
診療報酬において、今後も賃金改善に関する評価を行う場合には、様々な方法が考えられうる。
それぞれの方法において、個々の医療機関の賃金改善額を精緻に報酬に反映することと、事務負
担を減らすことについては、トレードオフの関係にある。
考えられる方法の分類
用いられている例
特徴
医療機関ごとに、 給与総額や賃金改善総額そのもの
給与総額や賃金
を評価の基礎とする方法
改善総額等を
ベースにした上
で、実績に応じ
た評価を行う方
給与総額に近い指標を基礎とする
法
方法
(例)
⚫ 医療機関等の社会保険収入総
額に、人件費割合に近い何ら
かの割合を乗じたもの
⚫ 医療従事者の常勤換算人数に
人件費の平均値を乗じたもの
・入院ベースアップ評価料
・外来・在宅ベースアップ
評価料(Ⅱ)
・看護職員処遇改善評価料
• 正確であるが、給与総額や賃金改
善総額の算出に手間を要する。
・介護職員等処遇改善加算
(介護報酬)
基本診療料のほか、(高額又は人
手を要する)特定の診療報酬項目
に上乗せする方法
基本診療料等の
報酬項目に一定
額を上乗せする
方法
基本診療料に一定額を上乗せする
方法
• 上に比べて算出が容易になるが、
医療機関の特性(100床当たりの
配置人数や医療機関毎の人件費率
の違い)によっては、補填のばら
つきが生じうる。
• 下に比べてばらつきが少ない可能
性があるが、どのような項目に上
乗せするべきかの検討が難しい。
• 医療機関の事務負担は小さい。
・外来・在宅ベースアップ
評価料(Ⅰ)
※診療報酬への消費税の補
填方法も同様の考え方
• 診療内容やコスト構造によりある
程度の補填のばらつきが生じうる。
• 医療機関の事務負担は小さい。
事務負担
負
担
大
負
担
小
21
○
○
診療報酬において、今後も賃金改善に関する評価を行う場合には、様々な方法が考えられうる。
それぞれの方法において、個々の医療機関の賃金改善額を精緻に報酬に反映することと、事務負
担を減らすことについては、トレードオフの関係にある。
考えられる方法の分類
用いられている例
特徴
医療機関ごとに、 給与総額や賃金改善総額そのもの
給与総額や賃金
を評価の基礎とする方法
改善総額等を
ベースにした上
で、実績に応じ
た評価を行う方
給与総額に近い指標を基礎とする
法
方法
(例)
⚫ 医療機関等の社会保険収入総
額に、人件費割合に近い何ら
かの割合を乗じたもの
⚫ 医療従事者の常勤換算人数に
人件費の平均値を乗じたもの
・入院ベースアップ評価料
・外来・在宅ベースアップ
評価料(Ⅱ)
・看護職員処遇改善評価料
• 正確であるが、給与総額や賃金改
善総額の算出に手間を要する。
・介護職員等処遇改善加算
(介護報酬)
基本診療料のほか、(高額又は人
手を要する)特定の診療報酬項目
に上乗せする方法
基本診療料等の
報酬項目に一定
額を上乗せする
方法
基本診療料に一定額を上乗せする
方法
• 上に比べて算出が容易になるが、
医療機関の特性(100床当たりの
配置人数や医療機関毎の人件費率
の違い)によっては、補填のばら
つきが生じうる。
• 下に比べてばらつきが少ない可能
性があるが、どのような項目に上
乗せするべきかの検討が難しい。
• 医療機関の事務負担は小さい。
・外来・在宅ベースアップ
評価料(Ⅰ)
※診療報酬への消費税の補
填方法も同様の考え方
• 診療内容やコスト構造によりある
程度の補填のばらつきが生じうる。
• 医療機関の事務負担は小さい。
事務負担
負
担
大
負
担
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